「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」の感想

映画「三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜」を観ました。
公開:2020年(日本)
上映時間:108分

おもしろかったです。
話し手たちの熱量を感じました。

1969年、東京大学駒場キャンパス900番教室。
「三島由紀夫と東大全共闘の討論会」を振り返るドキュメンタリー。
TBSの映像をもとに制作。

なんとなくYouTubeで存在を知って、なんとなく観た。
三島由紀夫の著作は読んだことが無い。
「金閣寺」くらいは読んでみたい。

よい点。

1960年代末の熱量ある雰囲気を知れてよかった。

途中で挿入される、平野啓一郎氏のコメント。
つまりどういうことなのかという、要約がわかりやすかった。

三島由紀夫の他社に対する姿勢というか向き合い方。
相手を説得しようと試みる、真摯さや誠実さが感じられた。
(対して、老いた芥氏の態度や物言いは、それとは対照的に映っていた。編集による意図的かもしれないが)

招いた三島に対して、うっかり「先生」と言っちゃう場面。
まるで、学校の先生のことをお母さんって言ってしまうみたいで、ほっこり。

芥氏が赤ちゃんを担いで登壇するシーン。
1960年代っぽいなと思った。

気になった点。

芥氏による観念的な話の部分が、わからない。
結局、社会が自分の思い通りじゃないのが嫌、という感じがする。
老いた芥氏は「私の国」と言っちゃってるし。