「エデンの東」の感想

「エデンの東」を見ました。
1955年製作のアメリカ映画。
原作はジョン・スタインベックの小説。
愛に飢えて育った青年キャルが、死んだと聞かされていた母と再会したり、父の事業の損失を埋め合わせるために大豆の先物取引をしたりして、家族の愛を知る話。

うーん、まあまあ。
見た理由は、たまたまBSで放送されていたから。
だいぶ昔の映画であり、素朴な感情表現や言動だなと思った。
話のつながりはすこしわかりづらく、この点も昔の映画らしいと感じた。
主演のジェームズ・ディーンがこの映画で人気になるのは、納得感ある。

タイトルの「エデンの東」の意味について。
旧約聖書に以下の一節があるらしい。
「アダムとイヴの子カインは、嫉妬の余りその弟アベルを殺す。
やがてカインは立ち去りて、エデンの東ノドの地に住みにけり」
どうやら日本語訳は、兄と弟の関係が逆になっているらしい。


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