「ラーゲリより愛を込めて」の感想
映画「ラーゲリより愛を込めて」を見ました。
監督:瀬々敬久
公開:2022年
原作:辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』
感想
なかなか、おもしろかったです。
ただ、戦争ものということもあり、どう評価していいやら。
それに、感動ポルノ的である点も、どう評価していいやら。
いい点。
感動させる系映画でありながら、大きなストーリーの破綻がない点は良かった。
原作がノンフィクション作品という影響があるのかも。
うーんという点。
ひとつ目。北川景子さんの演技、もしくは演出に、違和感があった。
たとえば、
庭に出て泣き崩れるシーンとか。
庭で洗濯物の向こう側に、夫の幻影が見えるシーンとか。
見ていてうーんという感じだったし、ちょっと正直笑ってしまった。
そもそものキャスティングとして、妻役に北川景子というのは美しすぎたと思う。
ふたつ目。犬が船を追いかけて流氷の上を駆けてくるシーン。
これって本当に原作にあるのかなー、と思いながら観た。
どうなんだろう。
そういった「ここで感動してください」というシーンの数々を、全部真顔で観てしまう。
それらよりも、収容所での川での水浴びのシーンとか野球のシーンとかの方が良かったと感じた。
いくつか言葉を知ることができて、良かった。
帰国=ダモイ
収容所、キャンプ=ラーゲリ
最後のシーンで、2022年の長男の顕一を寺尾聰が演じている。
この配役の理由は、寺尾聰が1993年のテレビドラマで主人公の山本幡男役を演じていたからのようだ。
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