「アイの歌声を聴かせて」の感想

映画「アイの歌声を聴かせて」を見ました。
原作:吉浦康裕
監督:吉浦康裕
脚本:吉浦康裕
公開;2021年

感想

おもしろかったです。

ところどころそんな無茶なと思う展開があったが、上手くまとまっていた。
まあ、はじめから堂々と許可を取ってAIのテストすればいいのではとは思った。

ポンコツAIと見せかけておいて、実はずっと命令を実直に実行していた、というのはうまい見せ方だなと思った。

「サカサマのパテマ」や「イヴの時間」の監督の新作らしい。
その二つはみたいと思いながら、ずっと見られていない。
見よう。

起承転結


サトミのクラスに、謎の美少女転校生シオンがやってくる。
サトミは、シオンが母の作ったAIロボットであることを、同級生たちと一緒に秘密にする。


シオンのおかげで、ゴッちゃんとアヤが仲直りする。
シオンのおかげで、サンダーが柔道で初勝利する。
サトミと同級生は、サトミの家で祝勝パーティーをする。
シオンは、写真や映像をバックアップすることの大切さを学習する。


シオンのおかげで、メガソーラーとダリウス風車の場所で、サトミと疎遠になっていた幼馴染のトウマの距離が縮まる。
シオンが、学校を抜け出したことを星間エレクトロニクスにバレて、拘束されてしまう。
シオンの他に、サトミの母や電子工作部のPCも全て回収されてしまう。


サトミとトウマは、電子工作部のゴミ箱型記憶装置にシオンがバックアップした写真と映像により、シオンのAIがかつてトウマが改造した卵型玩具のAIだということを知る。インターネットに逃げ出して無事だった。サトミの幸せを願うのは幼少のトウマの命令だった。
サトミたちは、星間エレクトロニクスに忍び込み捕まりかけるものの、シオンのAIを「実証衛星つきかげ」に逃がす。
サトミとトウマは、学校の屋上で、またシオンの歌声を聴くのであった。


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