「ラストマイル」の感想
「ラストマイル」を観ました。
公開:2024年(日本)
上映時間:128分
脚本:野木亜紀子
うーん、まあまあでした。
期待ほどではない。
新任センター長の舟渡エレナが、物流センターの商品による連続爆発事件の対応に奔走する話。
「アンナチュラル」や「MIU404」と世界観を共有する作品。
シェアード・ユニバース作品というらしい。
良い点。
物流センターが舞台のドラマ。
物流センターの内実を描けていた。
便利な現代社会に対する警鐘も感じた。
伏線の回収の上手さ。
気になった点。
上映時間が長い。
「弱者に寄り添えばいいだろ」感。
「外資の流通小売企業や企業倫理(Customer Centric)をちょっとだけ悪く描き、末端の配達員たちの肩を持てば、観客としては嫌じゃないでしょ?」って言われているような気がした。
「物語の進行役のエレナが犯人かも」というミスリード展開があったことにより、どう見ていいか迷子になった。
狂言回しに疑惑をかけることにもメリット・デメリットがあるなあ、と感じた。
復讐のきっかけと連続無差別爆弾テロとの繋がりが、よくわからかなかった。
復讐部分の印象が弱い気がした。
「実行犯が物語にほとんど登場しない」・「有名俳優ではない」など、いろいろ原因が有ると思う。
それに、なぜ無関係な人を巻き込むこの手段なのか、別の手段ではなぜダメなのか、それがわからなかった。
「もし宅配物が爆発したら…」というアイデアから企画スタートしただけに見える。