「ねらわれた星」の感想

星 新一(著)「ねらわれた星」を読みました。

ねらわれた星 (星新一ショートショートセレクション 1)|Amazon

まあおもしろかったです。
この本を読もうと思った理由は、「おーい でてこーい」を読みたかったからです。
この本の一番最初に載っているから、やはり有名な作品なのかしら。

私は星新一の作品をあんまり読んだことがありません。
唯一読んだのが「白い服の男」かな。

白い服の男(星新一)|「イマジネーションの戦争」の感想

要素として、金庫や税金などが多く登場した。
また、(主にお金を持っている人が)緊縛されるシーンも多かった印象。


各作品

おーい でてこーい

台風が去った後にできていた「穴」に、人々がいろいろなものを捨てる話。

ボッコちゃん

バーのマスターがロボットのボッコちゃんを作って、カウンターにおいて接客を指せる話。

約束

銀色の飛行物体に乗ってきた異星人が、子どもたちに対してお礼にある約束をする話。

ねらわれた星

金属質のウロコでおおわれた生物が、地球人にある攻撃をしかける話。

デラックスな金庫

大金庫をつくった男の家に、どろぼうがやってくる話。

気前のいい家

エヌ氏の家に、強盗が押し入る話。

妖精

演劇志望の19歳のケイのもとに妖精があらわれ、願いをかなえてあげようとする話。

ある研究

夫がある研究をしているが、なかなか妻や権力者の理解をえられない話。

プレゼント

ラール星の住民が、しきりに核爆発が起こっている星に、あるプレゼントをする話。

肩の上の秘書

肩の上にいるインコが、いい感じに人々の代弁をしてくれる話。

被害

強盗がエル氏の金庫をねらうが、金庫の中にはお金でなく別のものが入っている話。

意気投合

宇宙船に乗った探検隊が、文明を持つ住民のいる星に降り立つと、なぜか歓迎される話。

よごれている本

古本屋で手に入れた魔法の本の内容を実践する話。

なぞの青年

公園を提供したり、老人に旅行券をあげたりする青年の話。

紀元4000年の夫婦がタイムマシンをつくって、恐竜をつかまえる話。

桃源郷

パル惑星に探査機スタービジョンを送り、地球からその映像を見る話。

証人

人びとが納めている税金で生活している刑事が、テレビタレントの自殺の真相を探る話。

たのしみ

都会からはなれた小さな村に、都会から男がやってくる話。

神々の作法

ある惑星の王のところに、銀色に光る乗り物にのった神々がやってくる話。


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