「悪い奴ほどよく眠る」の感想
「悪い奴ほどよく眠る」を観ました。
公開:1960年(日本)
上映時間:150分
監督:黒澤明
うーん、イマイチでした。
土地開発公団の副総裁の娘と結婚した西が、父の復讐のために、公団と建設会社の贈収賄事件の真相を暴こうとする話。
復讐劇とわかった時点から、面白くなるかもと思った。
でもそうでもなかった。
当時の社会背景を共有していたら、もっと共感できるのかもしれない。
気になった点。
上映時間が長い。
登場人物が多く、分かりづらい。
説明セリフが多い。
時代劇と比べて、黒澤の現代劇にはその傾向が強い気がする。
結末のところなんて、特に説明的に感じた。
主人公の視点で結末を描くこと無く、ただの説明で済ましたのは映画である必要がないのでは。
主人公の復讐心の説明が弱い。
- 復讐劇だとわかるまでに、時間がかかっている。
序盤で結婚披露宴のシーンを入れている影響。 - そもそも私生児のため、主人公と父との関係性がかなり薄い。
- その関係性の説明も、だいぶ後半にある。
だから、観客が共感できる作りだとは思えない。