HugoやDocsyのバージョンを上げました

新年ということで、
Hugoやこのウェブサイトで利用しているDocsyというテーマをバージョンアップしました。
v0.2.0-preより前からv0.6.0への変更なので、かなりの変更です。

ついでにテーマの管理方法をHugo Modules方式にしました。

Hugo Modulesへ移行

今まではgit submodule方式でDocsyの管理をしていましたが、Hugo Modules方式に変更しました。

以下の公式情報を参考にしました。

Migrate to Hugo Modules|docsy.dev

プログラミング言語のGoもちゃんとインストールして、
ドキュメント通りにやりましたが、思わぬところでつまづきました。

問題: Error: module "docsy" not found

以下のエラーが出ました。

> hugo server
Error: module "docsy" not found; # 以下省略

このエラーの原因がどのファイルのどの行によるものなのかが分からず、かなり時間がかかりました。

問題の対策: config.tomlを変更する

config.toml内のtheme = ["docsy"]という記述を削除かコメントアウトする。

theme = ["docsy"]

この行を消すと、すんなりとビルド成功しました。
たしかに、Exampleサイトにもこの記述がなくなっていました。以前はあったと思うのに。

.gitlab-ci.ymlを更新する

Hugo Modules方式に移行したので、CI関連の記述も変更が必要です。

.gitlab-ci.ymlの中身についてはこちらに書きました。
HugoとDocsyとGitLabを使ってサイトを公開するための自分用メモ

WARNINGの対処をする

  • google_news関連の記述を削除する
    layouts/pertials/head.html内のgoogle_newsに関連しそうな1行を削除する
  • Twitter用のShortcodeであるtweetの引数を2つ指定する(以前は1つだった)
    Shortcodes tweet|Hugo

.gitignoreに.hugo_build.lockを追加する

新しいHugoでは.hugo_build.lockというファイルが生成されるようになっていた。
べつに管理不要らしいので、.gitignoreに追記して無視するようにしました。
git rm .\.hugo_build.lockもしました。

What is the .hugo_build.lock file?|Hugo Community


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