「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」の感想

映画「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」を見ました。
村上春樹の小説の映画化作品。
妻を亡くした舞台演出家の男性と彼の車のドライバーとなる女性とが、互いの人生を振り返り、前に進むお話。

ドライブ・マイ・カー インターナショナル版|Amazon

まあまあでした。
原作は未読。

登場人物の語るセリフが村上春樹っぽくて、日本人同士の会話では原作者の顔がたびたびちらついてしまった。
ある意味よく映画化できているのかもしれない。

車やタバコが印象的に使われていた。
ただし、今の時代は喫煙する人も少なくなったので、原作小説が書かれた時代とのギャップを感じる。しかし調べてみると2013年初出ということで、意外と最近の作品だった。
むしろ作者とのジェネレーションギャップなのかも。

本作はいろいろ受賞しているようだが、アジアの貧困をテーマに含む作品は欧米で評価される傾向があるのだろうか。
韓国映画の『パラサイト 半地下の家族』もそうだし。

ちなみに上映時間が2時間58分と、とても長い。


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