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「友だちのうちはどこ?」の感想
2025/08/29 in Blog
「友だちのうちはどこ?」を観ました。 公開:1987年(イラン) 上映時間:85分 監督:アッバス・キアロスタミ おもしろくはなかったです。 いや、あるいみツッコミどころが多く、その点は楽しめました。 あと、イランの生活様式は興味深かったです。 イランのコケールの村に暮らす少年アハマッドが、次に宿題を忘れたら退学を宣告された友だちネマツァデくんのノートを間違えて持ち帰ってしまい、そのノートを返すために隣町へと奔走する。 本当にそれだけの話。 劇的なことが何も起きない点が、欠点でもあり素朴な良さで …
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「善き人のためのソナタ」の感想
2025/08/28 in Blog
「善き人のためのソナタ」を観ました。 公開:2006年(ドイツ) 上映時間:137分 おもしろかったです。 1984年の東ドイツ。国家保安省(シュタージ)のヴィースラー大尉が、劇作家ドライマンと同棲相手の女優の盗聴や監視をするにつれて、彼らに共鳴していく話。 終盤、女優の最期の交通事故のシーンは、映像表現的にもう少しだけ工夫できそうな気がした。 「地面師」の交通事故のシーンのほうが、同じような画角でありながら、映像表現的に優れているように感じた。 最終盤はきれいにまとめていた。 てっきり、ヴィー …
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「アポカリプスホテル」の感想
2025/08/27 in Blog
「アポカリプスホテル」を観ました。 公開:2025年 話数:全12話 制作:CygamesPictures すごくおもしろかったです。 謎のウィルスの影響により人類が脱出した後の地球で、ホテル銀河楼に残されたアンドロイドやロボットたちが地球外生命体たちと交流する話。 竹本泉先生が関わっている作品を久しぶりに観ました。 どんな作品で先生のことを知っていたのかが思い出せない。 何かの漫画作品で竹本泉を知ったのは覚えているが、それがなにかはわからない。 Amazonの購入履歴を調べてみると2006年頃 …
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「オッペンハイマー」の感想
2025/08/25 in Blog
「オッペンハイマー」を観ました。 公開:2023年 上映時間:180分 監督・脚本:クリストファー・ノーラン よくわかりませんでした。 クリストファー・ノーラン監督作品。 時間軸の異なる話のツギハギで、物語が進行していく。 クリストファー・ノーラン監督作品らしいといえばそうだが、理解しづらく難しい。 好きな人は好きなんだろうけれど、いまのところ苦手だ。 時間軸の異なる登場人物を見分けることすら、わたしには困難だった。 時間軸が多分3つ。 オッペンハイマーの人生 オッペンハイマーの聴聞会 ストロー …
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「戦場のピアニスト」の感想
2025/08/23 in Blog
「戦場のピアニスト」を観ました。 原題:The Pianist 公開:2002年 上映時間:150分 フランス・ドイツ・ポーランド・イギリスの合作映画 観てよかったです。 ユダヤ系ポーランド人のピアニストのシュピルマンが、ナチス・ドイツの迫害を受けてワルシャワ・ゲットーに押し込められたり脱出後潜伏生活をしたりして、ドイツ陸軍将校のホーゼンフェルトに出会い、終戦を迎える話。 実話を元にした話。 序盤、こんなに酷いことがあったんですよ、という説明的描写の羅列が続いた。 やや説明的と感じた。 迫害や制 …
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「シンドラーのリスト」の感想
2025/08/22 in Blog
「シンドラーのリスト」を観ました。 原題:Schindler’s List 公開:1993年 上映時間:195分 監督:スティーヴン・スピルバーグ 観てよかったです。 第二次世界大戦中、ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーが、ナチス・ドイツによるユダヤ人大虐殺(ホロコースト)が行われる中、工場の必要人員リストを作成して1,200人ほどのユダヤ人の命を救う話。 実話を元にした話。 上映時間がすごく長い。 冒頭と最後意外はモノクロでした。 そのため、人と時間帯の判別がつきにくい。 最初は …
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「十二人の怒れる男」の感想
2025/08/21 in Blog
「十二人の怒れる男」を観ました。 原題:12 Angry Men 公開:1957年 上映時間:96分 おもしろかったです。 十二人の陪審員たちが、父を殺したとされる十八歳の少年の裁判について審議する話。 当時のアメリカの裁判や陪審員制度の雰囲気を追体験できる話。 スラム街の非行少年に対して偏見がある陪審員たちの認識が徐々に変化する様子と、 十二人の白人男性たちの人間性の違いが徐々に明らかになる様がリンクしているように感じました。 とくに、十二人の白人男性たち、という点が重要だと思う。 つまり一見 …
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「星の王子ニューヨークへ行く」の感想
2025/08/20 in Blog
「星の王子ニューヨークへ行く」を観ました。 原題:Coming to America 公開:1988年 上映時間:117分 おもしろかったです。 アフリカの(架空の)ザムンダ王国の王子アキームが、何ひとつ自分の自由をさせてもらえず花嫁すらも勝手に決められる状況から脱するために、ニューヨークのクイーンズへと花嫁探しの旅に出る話。 以前に視聴したことがあるが、きっとその時は吹き替えだったと思います。 セリフのつなぎ方とか物語の展開にダメ出しする隙が意外とない完成度でした。 最後の地下鉄でアキームのプ …
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「地獄の黙示録 ファイナル・カット」の感想
2025/08/20 in Blog
「地獄の黙示録 ファイナル・カット」をみました。 公開:1979年 上映時間:182分 監督:フランシス・フォード・コッポラ いろいろとすごかったです。 とにかく、すごく長い映画だった。 ウィラード大尉が、カンボジア東部のジャングルの中で独立王国を築き君臨しているカーツ大佐を抹消するために、哨戒艇の乗組員たちと一緒にヌング川を遡上していく話。 コッポラ監督の作品はあまり見たことがない。 ゴッドファーザーを見た…かなーという程度。しかもほぼ内容を覚えていません。 序盤、キルゴア中佐は印象的。 I …