「すべてがFになる」の感想
「すべてがFになる」を読みました。
作者:森博嗣
発行:1996年
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER|Amazon
まあ、おもしろかったです。
ただし、すごく長い。
今回読んだのは二段組で厚みのある文庫本だ。
とくに、最初に大きなイベントが発生してから次にイベントが発生するまでの文章量がすごく多い。
「タイムパフォーマンス」が重視される現代から見ると、ものすごくゆったりとしている気がする。
「すべてがFになる」とはどういうことなのかを事前にうっすら知っていた状態で読んだ。
とくに問題はなかった。
文体から作者の理系らしさが溢れていた。
登場人物も魅力的に描けていたと思う。
いろいろと名言もあった気がする。
たとえば「地球の半径方向の距離には弱いんだ」とか。
過去記事
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