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「日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女」の感想
2022/11/10 in Blog
石黒 達昌(著)伴名 練(編集)「日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女」を読みました。 日本SFの臨界点 石黒達昌 冬至草/雪女|Amazon おもしろい作品もありました。重厚な内容がおおいです。 とくによかったのは「希望ホヤ」、次に「冬至草」です。 「雪女」は以前に読んだことがあります。 「日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族」の感想 収録作品 希望ホヤ 冬至草 王様はどのようにして不幸になっていったのか? アブサルティに関する評伝 或る一日 ALICE 雪女 平成3年5月2日、後天性 …
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「日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族」の感想
2022/11/02 in Blog
伴名 練(編集)「日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族」を読みました。 日本SFの臨界点[怪奇篇] ちまみれ家族|Amazon なかなかおもしろかったです。 「日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙」を読んでから、1年以上経過したが、ようやく読了できた。 「日本SFの臨界点[恋愛篇] 死んだ恋人からの手紙」の感想 収録作品 中島らも「DECO-CHIN」『蒐集家 異形コレクション』/光文社文庫/ 2004 年刊 山本弘「怪奇フラクタル男」〈小説CLUB〉1996 年10月号/ …
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「お金の減らし方」の感想
2022/10/24 in Blog
森博嗣(著)「お金の減らし方」を読みました。 お金の減らし方|Amazon まあまあでした。 「お金は自分の欲しい物に優先して使おう」というのが本書の主題。 そのためには自分が真に何を欲しいのかを理解しよう。 他人の目を気にして、お金を使うのはやめよう。 など。 書いてあることは、基本的に同意できました。 著者の他の本を読んでいたのでわかってはいたのですが、 本書の語り口から著者がかなりの天邪鬼であることが伝わってきました。(悪いとは言っていない) バイトのために小説を書いたらお金が手に入ったな …
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「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の感想
2022/10/17 in Blog
アンディ・ウィアー (著)「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を読みました。 プロジェクト・ヘイル・メアリー 上|Amazon プロジェクト・ヘイル・メアリー 下|Amazon とてもおもしろかったです。 映画「オデッセイ」は見たことがありますが、 著者の小説を読むのはこれがはじめてでした。 おなじSF作品の「三体」と比べて、 アメリカンジョークやサブカルチャーの名称などがよく登場するので、 よりカジュアルなSF作品という印象を受けました。 スポンサーリンク
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「そして誰もいなくなった」の感想
2022/10/04 in Blog
アガサ・クリスティー (著)「そして誰もいなくなった」を読みました。 そして誰もいなくなった (クリスティー文庫) |Amazon かなりおもしろかったです。 正直、最近読んだ「十角館の殺人」よりも、楽しめました。 アガサ・クリスティーの本を読むのははじめて。 読む前はもっとお硬い内容だと想像していましたが、 まったくそんなことはなく、ちゃんとエンタメなミステリでした。 よかったです。 「十角館の殺人」と比べて、 「そして誰もいなくなった」を読んで感じたこと。 キャラが立っていたのが良かった 「 …
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「十角館の殺人」の感想
2022/09/21 in Blog
綾辻行人 (著)「十角館の殺人」を読みました。 十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫) |Amazon まあまあおもしろかったです。 ただし期待していたよりは、アレっていう感じ。 若干のモヤモヤがあります。 それについては後で、書こうと思います。 本書を知ったきっかけは、奈須きのこ氏の昔のインタビューです。 「魔界転生」を知ったきっかけと同じですね。 「魔界転生」の感想 それ以来、いつか読もうと思っていました。 ちなみに、登場人物たちがこぞってタバコを吸う描写にちょっと時代を …