「第三の男」の感想
「第三の男」を観ました。
公開:1949年(イギリス)
上映時間:105分
うーん、まあまあでした。
かなりわかりづらかったです。
第二次世界大戦後、米英仏ソによる四分割統治されたオーストラリアの首都ウィーン。
アメリカの三文西部劇作家ホリー・マーチンスが、親友のハリーから仕事を紹介してもらうために訪問するものの、ハリーが交通事故で死亡したと知る。
ハリーを密売人として追うキャロウェイ少佐や、ハリーの元恋人アンナらと出会う。
事件の関係者に聞き込み調査をすると、ハリーの事故に謎の「第三の男」がいることを知るのだった。
登場人物の見分けに苦労した。
終盤の下水道のシーンは、デ・キリコの影響があるのかしら。
良い点。
戦後のウィーンを知れる。
分割統治のことや闇市のことについて、何も知らなかった。
多分こういう世相の描写がリアルで、評価が高いのだろう。
テーマ曲。
劇中でたくさん流れていた曲が、ヱビスビールなどのCMで使われている曲だった。
ずっとビールのイメージが脳裏をよぎる。
「ハリー・ライムのテーマ」とも言うらしい。
画作り。
とくに「第三の男」の顔が明るみになるシーンは印象的。
最後のシーン。
主人公のホリーが待っている前を、一瞥もせずにアンナが去っていくのが印象的だった。
気になった点。
序盤〜中盤まで、正直おもしろくない。
主に事件関係者に事情を聞いて回るだけ。
「第三の男」の正体がハリーと分かってから俄然おもしろくなる物語構成。
終盤、地下の下水道でのシーンが暗くて、誰が誰かわからない。
もともと外国人を見分ける能力が低いのかもしれない。
それにしても、見分けづらいと思う。
だから誰が撃たれたのか、正直わからなかった。