「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」の感想

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観ました。
原題:The Founder
公開:2017年(アメリカ)
上映時間:115分

おもしろかったです。

1954年アメリカ。
ミルクシェイク用ミキサーの訪問販売をしていたレイ・クロックが、マクドナルド兄弟のハンバーガー事業に出会い、内側から乗っ取り、ファウンダーを名乗るまでの物語。
実話をもとにした映画。

えー、モスのテリヤキバーガー派です。

レイ・クロックのことは全然好きになれない映画ではあるけれど、
描かれていない苦労や努力もあるだろうし、
彼がいなければハンバーガー文化がこれほど世界中に広まっていないのだろうと思うと、複雑な思いになる。

飲食業界の成り上がり物語かと思ったら、途中から発想を転換して、不動産を握りリースで成功してゆく。
やはり、不動産や株が重要だと思った。
思いのほか、契約が役に立たないんだなと思った。

良い点。

レイ・クロック側だけでなく、マクドナルド兄弟側の視点も描く点。
善悪ではなく、現実を描けていた。

1950年代当時のアメリカのダイナー文化を知ることができる。
不良がたむろしたり、注文がなかなか来なかったり、注文を間違えられたりする。
車に引っ掛ける食事台を初めて見た。

気になった点。

ちょっとだけ上映時間が長い。