「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」の感想
「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」を観ました。
公開:2024年(日本)
上映時間:90分
原作:小説・落第忍者乱太郎ドクタケ忍者隊最強の軍師
まあまあおもしろかったです。
土井先生が記憶喪失になり、ドクタケ忍者隊の軍師になってしまう話。
2011年に公開された映画以来、13年ぶり三作目。
むかしテレビアニメはみていたので、登場人物は結構わかった。
ただし、タソガレドキ城の陣営がまったくの初見だった。
良い点。
一年は組の忍たまたちが、かわいらしかった。
王道で、ありきたりな展開。
その上で、各登場人物の魅力を魅せるカットが適宜差し込まれている。
原作小説では、きり丸だけが土井先生に起きた事を知っていて、他のは組の生徒は知らず終わるらしい。
それを、一年は組全員で土井先生を助けようとする展開にしたのは、とても良い改変だと思った。
死が近くにある戦乱の世の雰囲気を描けていた。
テレビシリーズとは違った。
上映時間が適切。
気になった点。
良くも悪くも、公式同人っぽさを感じる。
純粋な子供向けというより、大人のファン向けな雰囲気をどこか感じる、という意味。
きり丸が主人公視点過ぎる。
原作小説の影響なのかもしれない。
公式同人っぽさを感じる原因のひとつだと思う。