「テルマ&ルイーズ」の感想
「テルマ&ルイーズ」を観ました。
公開:1991年(アメリカ)
上映時間:129分
監督:リドリー・スコット
おもしろかったです。
ウェイトレスとして働く中年女性ルイーズと専業主婦のテルマが、週末のドライブ旅行に出かける。
テルマをレイプしようとしてきた男性をルイーズが射殺してしまう。
逃避行中に、強盗歴のあるヒッチハイカーの男性にルイーズの資金を盗まれたり、州警察をトランクに押し込めたり、卑猥なアピールを繰り返した男性の乗っていたタンクローリーを爆破したりする。
良い点。
この後に何が起きるかがわかりやすかった。
拳銃を映したらその後拳銃を使うシーンがある、みたいな感じ。
彼女たちがどんどんと雪だるま式に悪事を働くのも、このわかりやすさにより納得ができる作りになっていた。
女性の腐敗した男性からの解放を描けていた。
そういう観点で、ささる人にはささると思う。
彼女たちを助けたくて捜索するハル刑事という存在により、腐敗した男性ばかりではないというフォローも出来ていた。
女性の友情を描けていた点。
記憶に鮮烈に残るラストカット。
気になった点。
上映時間が長すぎる。
もっと少し縮めてほしい。