「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」の感想

「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」を観ました。
原題:Bridget Jones: The Edge of Reason
公開:2004年(イギリス)
上映時間:107分

イマイチでした。

前作で付き合い始めたブリジットとマークが、ちょっと仲が悪くなって、よりを戻す話。

前作と比べてがっかりする人もいるであろう。

良い点。

ほぼない。
明るい雰囲気ということくらい。

気になった点。

中身のないラブコメ。
もともとそうなので、交際後をどう描くのかが気になっていたが、やはり中身は無い。
だから、前作のように、大きな欠点が無いことが必要だったと思う。

前作の良さだったブリジットの愛嬌が減っている。
続編を作るために、
→マークと険悪にならないといけない
→ブリジットがマークの悪口を言う
→ブリジットの愛嬌が減る
という連鎖が原因だと思った。

彼氏の職場に対して、迷惑をかけている点。
来客中の電話や突然の職場訪問など、ブリジットの行動が目に余る。
それが前作と違う点。
前作は、個人の範疇だった。
酒と煙草がやめられない自律の無さとか、自分の仕事がうまくいかないとか。

タイと言えば、薬物と売春とニューハーフ、という偏見を感じる脚本。
違うとは言い切れないが、それでもブリジットの物語に必要な要素だとは思えなかった。
収監されるのは、予想外だったし、望む展開でも無かった。