「ザ・フライ」の感想

「ザ・フライ」を観ました。
原題:The Fly
公開:1986年(アメリカ)
上映時間:95分
原作:映画『ハエ男の恐怖』(1958年)

まあまあおもしろかったです。

テレポーテーション装置の研究者が、その装置でハエと遺伝子レベルで融合してしまう話。

1958年の映画『ハエ男の恐怖』のリメイク。
原作だと、部分的に人間だったりハエだったりするらしい。
原作は部分的な融合であり、
本作は遺伝子的な融合ということだろうか。

融合してから完全にハエ男になるまでの過程が、思ったより描かれていた。

良い点。

シンプルで無駄が少ない。

男性がハエと融合するだけではなく、
女性がハエ男の子を孕むところまで描いていた点。
部分的な融合ではなく、遺伝子的な融合であることを、うまく利用できていた。
結果、孕む恐怖を描けていた。

気になった点。

堕胎に関して否定的な主人公が描かれていた点。
ハエとして遺伝子を残そうとする本能とも解釈できるし、
キリスト教の倫理観に縛られているとも解釈できる。

序盤はテキパキとテンポよく進むが、中盤からねっとり気味の遅い進行。