映画「search/サーチ」の感想

映画「search/サーチ」を観ました。
原題:Searching
公開:2018年(アメリカ)
上映時間:102分
監督:アニーシュ・チャガンティ

おもしろかったです。

妻を亡くした父親のデビッド・キムが、失踪した高校生の娘マーゴットを、PCやネットを駆使して捜索する話。

未成年の行方不明・誘拐事件って、アメリカでは結構世間的に関心が高い印象がある。
劇中でもボランティアの大規模捜索シーンがあった。

アニーシュ・チャガンティ監督のデビュー作。

なんで邦題の「search/サーチ」は、最初のSが小文字なのだろう。

良い点。

どんでん返しが上手く決まっていると思った。

結末に派手さは無いものの、親子関係ってこういうのでいいんだよというところに落ち着いているのも良い。

WindowsやMacの画面で話を進めていくのが新感覚だった。
ただ、この手法がこの映画発だとは思ってはいない。
きっと他の作品でもあるだろう。

気になった点。

視点主が自分の子供にガミガミ言う系のちょっと嫌な父親である点。
誰に対しても横柄な態度で、ほとんどの時間みてて少し辛い。

年配の視聴者にとっては、登場するWebサービスがどういうものなのか分からない人もいるだろうなと思った。