「サイコ」の感想

映画「サイコ」を観ました。
公開:1960年(アメリカ)
上映時間:109分
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作:ロバート・ブロックによる同名小説(1959年)

まあまあおもしろかったです。

前後半の2パートに分かれる、サイコホラー。
不動産屋で働くマリオンが4万ドルを横領してモーテルで失踪するパート。
探偵、彼氏と彼女の妹がそのモーテルを捜索して真実へたどり着くパート。

サイコホラーの開祖なのだろうと思う。

バスルームで女性が滅多刺しになる有名なシーンを始めて見た。
たしかに印象的だが、さすがにいま見るとチープさも感じる。

ただ、全体的にカメラワークに工夫が見られた。
運転する女性のアップをずっと続けたまま、女性が妄想する他人の声を流しつつけるとか。
バスルームの排水溝をアップとか。
モーテルに対する異様な佇まいな館の画角とか、すごく計算されていそう。