「冬期限定ボンボンショコラ事件」の感想
「冬期限定ボンボンショコラ事件」を読みました。
作者:米澤穂信
発行:2024年
おもしろかったです。
「巴里マカロンの謎」の読後に思ったとおり、シリーズ完結編である本作では二人が「小市民」を志すきっかけとなった中学生時代の経緯を振り返って終わりを迎えた。
その点で期待した通りの作品だった。
シリーズ本編の前作の発売からすごく時間が空いていることに、かなり驚いた。
前作の「秋期限定栗きんとん事件」(2009年)から15年。
番外編の「巴里マカロンの謎」(2020年)から4年。
私は完結してから読み始めたから前作の記憶も残っているけれど、
リアルタイムで追いかけていた人は15年も経っているので前作の読み直しが要るだろう。
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