「地雷グリコ」の感想

「地雷グリコ」を読みました。
作者:青崎有吾
発行:2023年

地雷グリコ|Amazon

すごくおもしろかったです。

カイジや嘘喰いみたいな騙し合いものを、青春学園ものの枠組みにした作品。
そしてほんのちょっとだけ百合っぽさもある。

非常に軽快な文体で、とてもよみやすい。
ライトノベル的でもある。かつてはライトノベルの賞にも応募していたらしい。
連作短編という形式も、読みやすさに寄与している。

主人公たちがさまざまなゲームに挑んでいくが、どれもおもしろかった。
適宜わかりやすい図表が挿入されているのも、好印象。

  • 地雷グリコ
  • 坊主衰弱
  • 自由律ジャンケン
  • だるまさんがかぞえた
  • フォールーム・ポーカー

とてもおもしろかったので、作者の他の作品もぜひ読んでみたい。
どれを読めばいいのだろう。
とりあえずデビュー作からかしら。


スポンサーリンク