「マイ・インターン」の感想

映画「マイ・インターン(字幕版)」を観ました。
原題:The Intern
監督・脚本・製作:ナンシー・マイヤーズ
映画:2015年
時間:121分

マイ・インターン(字幕版)|Amazon

すごくおもしろかったです。

仕事・家庭・老いとジェネレーションギャップなどを描いた作品。

主人公ベン(ロバート・デ・ニーロ)の弱さとか欠点みたいなものが描けていれば、より深みがある人物や映画になったかなーと少し思った。
PCの起動方法がわからないシーンはあったけれど、それは主人公特有というわけではなく、高齢者なら大抵分からないので。
終始、素敵なジェントルマンとして描かれていた。
まあ、別にそれでも良いかもしれない。

「プラダを着た悪魔」の続編かと思っていたが、どうも違うらしい。
軽く調べると、日本の映画宣伝的に主演のロバート・デ・ニーロではなく助演のアン・ハサウェイを推すためのイメージ戦略により、その誤解が生じたとのこと。

ジュールズ(アン・ハサウェイ)がメールを母に誤送信して、部下が家に忍び込みパソコンから消去しにいく部分は要らないと思った。

主人公のベンと会社専属のマッサージ士フィオナとの話は、まあ無くてもいいが、あるのも仕方ないかという印象。
書籍「SAVE THE CATの法則」 でいうサブプロットに相当するものなのだろう。

何がどうしてどうなった

電話帳会社の役員を退職し、妻と死別した70歳のベンは引退生活に退屈さを感じていた。
ベンは新興アパレル企業のインターンに応募する。

社長のジュールは当初ベンを信用していなかった。
しかし、ベンは彼女の心を掴む。
ジュールはベンに仕事を与えて、絆を深める。

ある日、ベンはジュールの娘を車で送迎している際に、ジュールの夫の不倫を目撃する。
ジュールも夫の不倫に気がついていた。

ジュールは、仕事のために犠牲にしていた家庭生活を取り戻すために、外部CEOを起用しようとする。
しかし、ジュールの夫がオフィスにやってきて、彼女の夢をあきらめないでほしいと伝える。
ジュールは、ベンにCEOの件で気が変わったことを伝えに行く。
太極拳を楽しんでいたベンたちに、ジュールも加わるのだった。


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