「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の感想
ゲーム「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」をやりました。
シリーズ第1作目。
まあ、おもしろかったです。
Steam版でプレイ。
まず、良かったこと。
キャラクターは良かったと思う。
ストーリーはおおむね良かったと思う。
ただし、他の部分で不満点はある。
一つめ、バックログが最初から使えない点。
主人公が学園に入学するシーンで、ボタンを押し間違えてシナリオを少しスキップしてしまったので、ログを見ようとした。
すると、メニューの中に「バックログ」の表記がある。
しかし、そのボタンを押しても全くログが表示されなかった。
自分のゲームパッドが壊れたのだろうか、Steamの設定が悪さしているのだろうか。
いろいろ調べてもわからなかったので、ネットで検索した。
すると「電子生徒手帳を受け取ったら、バックログ機能が使えるようになる」と分かった。
がっくし。いろいろ調べたこの時間は何だったのかと。
電子生徒手帳を受け取ってバックログが使えるようになると、プレイヤーは嬉しいの?ゲームの体験が良くなるの?
アドベンチャーゲームなら、最初からバックログなどの機能を使わせてほしかった。
二つめ、学園内の移動が面倒だし酔う点。
私はゲームで酔いやすいので、「移動時のブレ」はすぐにOFFにした。
それでも気持ち悪い。
だからオーバーレイの二次元マップを表示して、それを見て移動した。
このゲームの移動は面倒だが、実際に学園で生活しているような感覚をプレイヤーに与えるため、仕方のない仕様だとも思う。
三つめ、学級裁判はおもしろいが、部分的に面倒な点。
学級裁判の議論で、相手の矛盾を弾丸で撃ち抜くのはおもしろい。
しかし、自分の選択している弾丸が間違っているのか、単純に狙いが悪くて弾かれたのかの区別がつかなかった。
正解の弾丸を使っているのに弾かれてしまい、不正解の弾丸に切り替えたりして試すことになる。
非常に面倒だった。
まあ、それでもおもしろかったけどね。
ただし、マシンガントークバトルみたいなのはいらないと感じた。
別に推理でもなんでも無いからだし、私にリズム感が無いからだし、腱鞘炎だから。
リズミカルにボタンを押させるこのバトルがつらい。
四つめ、説明不足な点がいくつかあった点。
終盤は特に説明不足に感じた。
それに、露骨に話題を切り替える描写もあった。
「どうやって記憶喪失させたかではなく、どういう記憶を消したかが重要」みたいな露骨な論点ずらしがあった。
私はどっちも知りたかった。
他にもいろいろある。
世界の絶望の感染に関する描写は「虐殺器官」の影響を受けてるのだろうか。
虐殺器官は2007年6月発行。
ダンガンロンパは2010年11月25日発売(PSP)。
時系列的にはありえなくはないか。
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