「ハズビン・ホテルへようこそ」シーズン1の感想

アニメ「ハズビン・ホテルへようこそ」のシーズン1を観ました。
原題:Hazbin Hotel
原案:ヴィヴィアン・メドラーノ
全8話。

ハズビン・ホテルへようこそ|Amazon

すごくおもしろかったです。

日本語音声、字幕なしで視聴。
英語音声で観ても良かったかも。
翻訳の過程で過激な表現がマイルドにされているかもしれないので。

竹箒日記にて、奈須きのこ氏が絶賛していたので観ました。
奈須きのこ先生が日記を書いてくれなければ、本作に気付けなかった。
ありがとうございます。

日本のアニメ作品とは、キャラクターや世界観が全然違うので良かった。
登場するキャラも魅力的で、みんな活躍しているのが良い。

プリンセスが主人公のミュージカル海外製アニメとしては、
本作の方が「アナと雪の女王」よりおもしろいと感じた。


エロやグロ表現が多くあるけれど、不快感はなかった。
最近見た「キングスマン」とかとは何が違うだろうか。

アニメだからか。
それだけではなさそう。「スポンジボブ」とも違う感じ。

主人公のチャーリー(とヴァギー)がそういうものから距離を置いているからではないだろうか。
そうすることで、漫才で言うボケとツッコミの関係が成立している気がする。
生前に悪事を犯して死んだ地獄の罪人つみびとたちとは違って、チャーリーは地獄生まれで心優しい性格だから、そういう立場や役回りにもすごく納得感がある。
もしも主人公がスナックとして出された人の指を喜んで食べたら、嫌ですしね。
チャーリーがちゃんとドン引きしてくれるので、こちらに不満が一方的にたまらない構図になっていた。

そもそもエロやグロ表現を含む作品であるということが、冒頭でわかるという点も大きいと思う。


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