「キングスマン」の感想

映画「キングスマン」を観ました。
原題:Kingsman: The Secret Service
公開:2015年

キングスマン|Amazon

まあまあ、おもしろかったです。

原作は2012年発売のマーベル・コミック。
映画は結構別物らしい。
紳士+スパイアクション映画。

男性と女性のバランスを取ろうとしていると感じた。
昔のスパイ映画(例えば「007」など)の場合は、男性主人公と女性ヒロインという形で話を作っていたと思う。
一方で、キングスマンは男性主人公と女性同僚という形だった。
しかも、女性同僚は「選抜試験の成績がトップ」という風に持ち上げることで、男性主人公の映画ながらも、男女のバランスをとろうとしていたと感じた。

随所に下品な表現が溢れ出ていた。
特に、人が死ぬ場面でそれが顕著だった。
教会内の戦闘とか、要人たちの頭が吹き飛ぶ場面とか、終盤に悪役が刺されて血を見て嘔吐する場面とか。
観ていて「スポンジボブ」を彷彿とさせた。
英米の人がそういうのを好きなのは理解できるが、その下品さをもっと抑えてほしかった。
そうすれば、もっとスタイリッシュ・スパイアクション映画になったはず。
現状は、紳士スパイ映画というより、Hentai紳士スパイ映画だ。
ただし、最後の王女とのアナルセックスの描写は「007」のパロディということらしいので、それは許容したい。

やはり、外国人の顔を認識するのは難しい。
元候補生のチャーリーが敵陣で登場した時に、すぐには分からなかった。


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