「ハリー・ポッターと賢者の石」の感想
映画「ハリー・ポッターと賢者の石」を観ました。
原題:Harry Potter and the Philosopher’s Stone
公開:2001年(英国)
原作:J・K・ローリング
感想
おもしろかったです。
1997年公開ということは、およそ20年以上この有名作品を観ずに生きてきたということか。
一応、ずっと昔に書籍版を序盤のところだけ読んだ記憶はある。
俺TUEEE系やざまあ系の「なろう小説」っぽさがあるけれど、
うまくイギリス人の好きそうな雰囲気で包み込んでいる。
魔法とか、小さな生き物とか、幽霊とか。
もしこれが日本のなろう小説だったら、ハーマイオニーだけじゃなく、ロン・ウィーズリーも美少女になっていただろう。
日本のなろう系とは違って、主人公のハリー・ポッターが思いがけず才能で成功したときに余計なことを言わないのが良かった。
日本のなろう系作品だと、その度に「また俺何かやっちゃいました?」とか言うだろう。
そういう異臭がするセリフがなくて、よかった。
入学して最初の長期休暇がクリスマス休暇であるという点が、日本とは違うなーと改めて感じた。
ワクワクするような、用語やガジェットや建築物にあふれていて、良いと思った。
とくに、魔法的なもの(動く絵画や動く階段など)と近代的なもの(列車とか船とか)がどちらもあるのが良い。
それらが組み合わさって、魅力的な世界観を創出できていると感じた。
子供も大人も色々な人が登場して、良いと思った。
『メアリと魔女の花』とは大違い。
赤毛の子がバカにされる役回りに自然となる風潮はちょっと理解できない。
欧米の作品によくある。『赤毛のアン』とかがそう。
ハーマイオニーがかわいすぎた。
最後の寮ごとの得点発表のシーンについて。
結果発表してから再計算すると、スリザリンの子たちがかわいそうだと感じた。
ぬか喜びになってしまうので。
何がどうしてどうなった
ハリーは、両親が亡くなった後ダーズリー家で育てられる。
ハリーは、11歳の誕生日にハグリッドが現れて、ホグワーツ魔法魔術学校に入学することになる。
ハリーは、学校へ向かう列車で、ロン・ウィーズリーやハーマイオニー・グレンジャーに出会う。
ハリーたちは、グリフィンドールに入寮する。
ハリーとロンは、ハーマイオニーとそりが合わなかったが、トロールから彼女を救い和解する。
ハリーは、クィディッチの試合で勝利する。
クリスマス休暇へ。
ハリーは、正体不明の人物からの贈り物として「透明マント」を手に入れたり、「みぞの鏡」を見つけたりする。
ハリーたちは、スネイプ先生が賢者の石を盗むのを防ごうと追いかけて、数々の仕掛け(三頭犬フラッフィー、悪魔の罠、空飛ぶ鍵、チェス)を乗り越える。
ハリーは、賢者の石を狙っていたのはスネイプ先生ではなく、クィレル先生だと知る。
ハリーは、クィレル先生を撃退し、グリフィンドール寮も学年末の点数が一位だった。
ハリーたちは、夏休みを迎えて、帰省するために列車に乗り込むのであった。
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