「ロード・オブ・ザ・リング」の感想

映画「ロード・オブ・ザ・リング」を見ました。
監督:ピーター・ジャクソン
公開:2002年(日本)
原作:J・R・R・トールキンの『指輪物語』の小説『旅の仲間』
英語音声、日本語字幕で視聴。

感想

まあ、おもしろかったです。
それに、すごくお金がかかっているものを見た感じがする。
ただ、めちゃめちゃ長い。

力の指輪を巡って、九人の旅の仲間と冥王復活を目論む闇の勢力との戦いと冒険を描く。

庭師で親友のサムと野菜泥棒の二人のホビットが、命を懸ける旅に同行するのは、ちょっと納得感がなかった。
一応、庭師で親友のサムについては「ガンダルフとの約束だから」と最終盤で言っていた。
だけど、ガンダルフがそう命じたのであって、サムが自ら言った訳では無い。
だから、他人が言ったことでそこまで命を懸けられるのだろうか、と疑問に思った。
では、どうすればいいと思うか。
サムが自ら言ったように描けばいいと思った。
「サムがその場を言い逃れるために、『旅に同行する』とその場しのぎで言ったのだが、仲間との旅を通して本心に変わった」という展開だったら、いいと思う。

ゴンドールの執政の長男ボロミアと、王の血筋のアラゴルンの二人は格好が似ていて、ちょっと分かりにくかった。
矢で射抜かれたのがアラゴルンの方かと思っていたら、違った。

起承転結


ホビットのフロドは、養父のビルボから、指輪を託される。
フロドとサムは、冥王サウロンの手先に追われ、急ぎ旅に出る。


裂け谷のエルフの里で、九人の「旅の仲間」と旅に出る。
(魔法使いガンダルフ、ゴンドールの王位継承者アラゴルン、ゴンドールの執政の長男ボロミア、エルフのレゴラス。ドワーフのギムリ、そしてフロドを含めた四人のホビット)


フロドは、モリア坑道でトロルに襲われるものの、エルフの里にいたビルボから貰ったミスリルの胴着で九死に一生を得る。
ガンダルフは、悪鬼バルログを橋から落としたものの、自分も裂け目に落とされてしまう。


旅の一行は、船に乗り、大河アンドゥインの川岸に到着する。
フロドは、ボロミアに、指輪を奪われそうになる。
旅の一行は、敵に襲われる。
ボロミアは、敵にやられる。
フロドは、一人で滅びの山へ旅立つ。サムはついていく。
アラゴルン、レゴラス、ギムリの三人は、敵に攫われたホビット二人を救出に向かう。


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