「ファインディング・ニモ」の感想

2023/11/25

映画「ファインディング・ニモ」を見ました。
原題：Finding Nemo
制作：ピクサー
監督：アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ
公開：2003年
日本語音声で視聴。

感想

おもしろかったです。

カクレクマノミの子供ニモが人間に連れて行かれて、父親がそれを助けようとする。
その過程でサメやチョウチンアンコウやクラゲの脅威を回避し、ウミガメやクジラや海鳥の助けを受ける。
というだけの話。
それでも、そこからブレなかったのが良かったのかなと思った。

冒頭、妻のコーラルとほぼ全ての卵を失うことで、海の怖さを表現できている。
そして、父と子というシンプルな構成にできている。
この冒頭の事件が、父の過保護と子の成長したい願望との対比にもつながっている。
よい。

起承転結

起
マーリンは、妻のコーラルとほぼ全ての卵を失う。
唯一の子供ニモは右のヒレが小さくうまく泳げない。幸運のヒレとよんでいる。
ニモは、サンゴ礁から離れて、人間に連れて行かれる。
マーリンは、ニモを探す旅に出る。

承
マーリンは、健忘症のナンヨウハギのドリーに出会う。
マーリンとドリーは、サメのトリオに出くわし、機雷の爆発で逃げる。
マーリンとドリーは、深海でチョウチンアンコウに出くわし、明かりを利用しマスクの文字を読み取る。

ニモは、歯医者の水槽で、観賞魚たちと出会う。
ニモたちは、歯医者の姪のダーラが来る金曜日までに、脱出する計画をたてる。

マーリンとドリーは、ムーンフィッシュの群れに出会い、進むべき方法を知る。
マーリンとドリーは、群れの助言を無視してクラゲに出会い、なんとか逃げて気絶する。
マーリンとドリーは、目を覚ますとアオウミガメのクラッシュと出会い、海流に乗る。
マーリンとドリーは、クジラに飲み込まれてシドニーに運ばれて、潮吹きで吐き出される。

転
マーリンとドリーは、コシグロペリカンのナイジェルの助けによって、歯科診療所でニモに出会う。
しかし、ニモは、脱出のために死んだふりをしていた。
マーリンとドリーは、ニモが死んだと誤解する。

結
ニモは、あばれて排水口から歯科診療所を脱出し、海に出る。
ニモは、ドリーと出会い、父のマーリンと再会する。
ドリーは、漁船の網にかかる。
ニモは、父の制止を無視して自ら網に入り、ドリーと魚たちに下に向かって泳ぐように指示する。
ドリーは、漁船の網から脱出する。
マーリンとニモとドリーは、グレートバリアリーフに帰る。
観賞魚たちは、水槽から逃げたものの、海で袋が破れず終わる。