「万引き家族」の感想

映画「万引き家族」を見ました。
監督は是枝裕和。
2018年6月8日公開。
第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得。

万引き家族 | Amazon

おもしろかったです。

極東アジアの貧困をテーマとした映画は、欧州や北米での評価を受けそう。
海外の人たちにとってこの日本の世界観は、ほとんど異世界ファンタジーものくらい自分たちの生活とはかけ離れた生活に見えていそう。
その一方で、日本国内ではつまんないという評価を受けそう。
という印象。

この監督は、少年を撮るのがうまい。
リリーさんや安藤サクラさんの演技も良かったと思う。

貧困、家族、犯罪などをテーマにしているため、
近い時期に公開された「パラサイト 半地下の家族」と比較されることも多そう。
韓国映画の後半はスプラッターな展開になりがちだが、本作はそういう心配はしなくていいのがよい。


スポンサーリンク