「ゴースト/ニューヨークの幻」の感想
映画「ゴースト/ニューヨークの幻」をみました。
とてもおもしろかったです。
ロマンス・サスペンス・コメディの要素がどれも詰め込まれている、すごく完成度が高い作品だと思う。
たぶん二度目以上の視聴。
序盤の要素が終盤にちゃんと回収されているのが良かった。
たとえば、序盤の引っ越し作業のときの振り子動作が、最後のカールへと揺れ戻るフックの振り子動作に対応している。
これは以前視聴したときには気がつかなかったはずだ。
余計なセリフがないのも良かった。
ヒロインのデミ・ムーアがめっちゃかわいい。
カールへの復讐が事故死という形で完結してしまっている点についてはこれでいいのだろうか。
一瞬カールは自らの死を幻視するものの、サムが落下してくるガラスを受け止めるかもしくは粉砕し、危機一髪で救われたことによりカールは心から悔い改めて自首する、という展開ではだめだったのだろうか。
観客は別の悪人が影たちに連れて行かれる展開をすでにみた。
なので、カールには別の形の終わりがあってもよかった気がした。
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