「世界は「関係」でできている: 美しくも過激な量子論」の感想

カルロ・ロヴェッリ(著)「世界は「関係」でできている: 美しくも過激な量子論」を読みました。
読むきっかけは「三体0 球状閃電」を読んだことで量子力学に興味を持ったから。

世界は「関係」でできている: 美しくも過激な量子論|Amazon

とてもむずかしかったです。
巻末にある竹内薫氏の解説を、先に見てもいいかもしれない。
話は量子論の誕生の歴史からはじまり、ロシア革命や古典仏教へとリンクしてく。
「現代物理学は哲学である」という著者のメッセージは伝わった。

ちなみに、本書を読む前にYouTubeで以下の動画を視聴しました。
とてもわかりやすかったです。


ただし、一番衝撃的だったのはシュレーディンガーの女性関係。
妻と妊娠中の愛人と暮らしていて、そういう事情でアメリカのプリンストン大学に移れずアイルランドのダブリン大学に移り、ふたりの学生に子どもを産ませたという。
妻曰く「確かに、競走馬と暮らすよりカナリアと暮らすほうが楽なのでしょうが、わたしは競走馬を好みます」(033ページより)
すごい。。。


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