「SAVE THE CATの法則」の感想
ブレイク・スナイダー(著)「SAVE THE CATの法則」を読みました。
まあまあおもしろかったです。
アメリカでヒットする映画の脚本の制作方法を教えてくれる本。
アメリカのamazon.comのレビュー数が5000個以上あり、とても多くびっくりした。
評価もすごく高い。
どうやらかなり人気の書籍らしい。
最近映画を見ることが多いので制作サイドの視点を知りたくなり、本書を読みました。
しかし、この本のノウハウを知ることで、どのアメリカ映画もワンパターンなものに感じてしまうのではないか。読み終わって、そんなふうに恐れている。
そうならないことを祈る。
本書のなかで例に挙げられている映画作品は知らないものが多く、伝えたいことがあまり分からなかった。
昔の映画についてもっと詳しければ、本書の理解が捗ったかもしれない。
ざっくり内容
- どんな映画なのかわかるログライン(一行説明)をつくる
- 脚本のパターン10種類
- 家のなかのモンスター
- 金の羊毛
- 魔法のランプ
- 難題に直面した平凡な奴
- 人生の節目
- バディとの友情
- なぜやったのか?
- バカの勝利
- 組織のなかで
- スーパーヒーロー
- 多くの人が共感できるような原始的な目的や動機をもった主人公を用意する
- 脚本を著者の考案した15のビートに分割する
- オープニング・イメージ
- テーマの提示
- セットアップ
- きっかけ
- 悩みのとき
- 第一ターニング・ポイント
- サブプロット
- お楽しみ
- ミッド・ポイント
- 迫り来る悪い奴ら
- すべてを失って
- 心の暗闇
- 第二ターニング・ポイント
- フィナーレ
- ファイナル・イメージ
- 『ボード』上に各シーンを説明する『カード』を貼る
などなど
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