「楽園とは探偵の不在なり」の感想
斜線堂 有紀(著)「楽園とは探偵の不在なり」を読みました。
2人以上殺した人は『天使』によって地獄に引き摺り込まれるという特殊設定のミステリー。
絶海の孤島を舞台とした、クローズドサークルもの。
まあまあでした。
この本を読んだきっかけは、「ベストSF2021」という短編集で著者の「本の背骨が最後に残る」を読んだこと。
「ベストSF2021」の感想 | 気になる本・読みたい本
率直に言えば、「本の背骨が最後に残る」の方がおもしろかったかな。
なぜそう感じたのだろうか。
2つの作品を比べると、本作はキャラクターの魅力が乏しかったからかもしれない。
ちなみに、2日ほどで読み終わりました。
個人的には、かなりはやい部類。
Amazonのレビューをざっくり見ると、
著者の他の作品の方が評価が高いようだ。
それらの作品も読んでみたいと思っている。
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