「梨泰院クラス」の感想

ドラマ「梨泰院クラス」を見ました。
Netflixにて、韓国語音声・日本語字幕で視聴。
原作が漫画だとは知らなかったです。

とてもおもしろかったです。
毎話ごとに字幕の作成者が異なるせいなのか、
ほんの少しだけ字幕が分かりづらいときはありました。ただし、許容範囲内です。

韓国の実情を踏まえて、外食産業でドラマを描いたのは良いと思いました。
以前なにかのニュースで、
『韓国には財閥がある
→そのため、その関連企業に就職できるかで生涯賃金が大きく変わる
→そのため、有名大学の主に工学部の入試倍率が高い
→そのため、受験に人生がかかっている
どこかでうまくいかなかったら、外食産業(主にチキン屋)の自営業で一発当てるしかない』
みたいな内容を見たことがあります。
今どきなら「IT系を舞台にのスタートアップ企業の成長を描く」でも良かったところを、外食産業を選んだのはそういう実情を組み込んだのかなーと感じました。

ただ、トニーのようなハーフのキャラクターは、Netflixでドラマ化するからという理由でむりやりいれた要素なのかなーとは感じました。
原作の漫画にも登場しないらしい。

文化の違いで気づいたこととして、
韓国の学校の教室の窓の位置が日本と違う点がありました。
ドラマでは、窓の位置は生徒の向いている右側にありました。
日本の学校では、窓の位置は生徒の左側に多いのかなと思っています。
理由は、右利きで文字を書く際に、手元に影を作らないようにするためだったような。
韓国では右利きが多数派じゃないのだろうか、それとも手元の影をとくに気にしないで設計されているのだろうか。

今までみた韓国ドラマの影響で、韓国ドラマには「人が流血しながら死ぬ」とか「すぐ人を叩いたり殴ったりする」とかのイメージがありました。
この梨泰院クラスでそのイメージが変わるかと思って見ましたが、変わりませんでしたねw。
それが悪いというわけではなく、純粋にそういう展開が多いなと感じました。
今回の梨泰院クラスの影響で「復讐」や「土下座にこだわる」が追加されそうです。


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