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「マイノリティ・リポート」の感想
2025/10/06 in Blog
「マイノリティ・リポート」を観ました。 原題:Minority Report 公開:2002年(アメリカ) 上映時間:145分 監督:スティーヴン・スピルバーグ 原作:フィリップ・K・ディックの短編小説『マイノリティ・リポート』(1956年) おもしろかったです。 2054年、アメリカ。殺人予知システムが実用化される。 犯罪予防局のチーフのジョン・アンダートンが、自身の殺人を予知されたことをきっかけに、逃走劇を繰り広げる話。 テクノロジーが高度に発達しているのに、犯罪予知した住所の特定で毎回つま …
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「炎のランナー」の感想
2025/10/05 in Blog
「炎のランナー」を観ました。 原題:Chariots of Fire 公開:1981年(イギリス) 上映時間:124分 ヴァンゲリスの曲を聞けて良かったです。 ユダヤ人のエイブラハムスが、権威主義的で排他的なケンブリッジ大学で葛藤する。 プロテスタントの牧師の家に生まれたエリックが、信仰とスポーツとの間で葛藤する。 実在するその二人のランナーを題材にした映画。 人種差別や宗教観による困難を越えつつ、人生をかけて競争に挑むのは素晴らしいテーマではある。 一方で、分かりやすい盛り上がりが全体的に欠け …
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「コマンドー」の感想
2025/10/04 in Blog
「コマンドー」吹替版を観ました。 公開:1985年(アメリカ) 上映時間:90分 今日は美術館などに行き、死ぬほど疲れたので、「コマンドー」を選びました。 ちょうどAmazonで観られて良かった。 久しぶりに観ましたが、おもしろかったです。 テンポがよく、上映時間が90分なのもいい。 主演のアーノルド・シュワルツェネッガーの筋肉が美しかった。
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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の感想
2025/10/03 in Blog
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観ました。 公開:2019年(アメリカ) 上映時間:161分 監督:クエンティン・タランティーノ よくわかりませんでした。 テレビの西部劇で活躍し落ち目を迎えつつある俳優リック・ダルトンと彼の専属スタントマンのクリフの家の隣に、時代の寵児である映画監督のポランスキーとシャロン・テートが引越してくる話。 1969年にシャロン・テートがマンソン・ファミリーというヒッピー系カルト集団に殺害された事件を元にしているらしい。 もしその事件が起こらなかったと …
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「ジャンゴ 繋がれざる者」の感想
2025/10/02 in Blog
「ジャンゴ 繋がれざる者」を観ました。 公開:2012年(アメリカ) 上映時間:165分 監督:クエンティン・タランティーノ すごくおもしろかったです。 もうすこし短時間にまとめてもらえたらより良かったです。 目的の農園に到着するまでに90分以上かかる。 1858年。南北戦争直前の奴隷制度のあるアメリカ。 黒人奴隷のジャンゴが、ドイツ人の賞金稼ぎシュルツ(元歯医者)に助けられ、賞金稼ぎとして活躍しつつ、生き別れの妻を救出するためにキャンディ農園に行く話。 奴隷制・西部劇・タランティーノの要素をか …
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「イル・ポスティーノ」の感想
2025/10/01 in Blog
「イル・ポスティーノ」を観ました。 公開:1994年(イタリア) 上映時間:108分 よかったです。 ナポリ湾のカプリ島の内気で純朴な青年マリオと、亡命中のチリの詩人パブロ・ネルーダ(実在する)との交流を描く。 なにより島と海の景色がすばらしくよかった。 その景色の中を、主人公が自転車を漕いでいるだけで、絵になる。 主演のマッシモ・トロイージが、心臓病でありながら手術よりも撮影を優先し、撮影終了後の12時間後になくなったらしい。 物語終盤に出てきたキリスト教の宗教行列について。 (正しいかわから …
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「ワンダー 君は太陽」の感想
2025/09/30 in Blog
「ワンダー 君は太陽」を観ました。 公開:2017年(アメリカ) 上映時間:113分 まあまあおもしろかったです。 トリーチャー・コリンズ症候群が原因で27回手術を繰り返して、顔が変形した少年オギーが学校生活をはじめる話。 弟のオギーだけではなく、姉のオリヴィアにもスポットライトが当たっていてた点は良かった。 基本的に悪い人がいないので、ハートフルで温かい印象の映画になっている。 ただ、かなりふつうの映画で、予想を超えてこない。 主人公だけではなく周囲の人達も悩みから解放されて、スーパー大団円に …
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「ジョー・ブラックをよろしく」の感想
2025/09/29 in Blog
「ジョー・ブラックをよろしく」(吹替版)を観ました。 原題:Meet Joe Black 公開:1998年(アメリカ) 上映時間:181分 うーん、まあまあでした。 もしくはいまいち。 交通事故にあった青年の身体を乗っ取った死神が、余命わずかな富豪に現世をガイドさせ、その娘とのラブロマンスする話。 ジョー・ブラック役のブラッド・ピットが神秘的で美しかった。 人によっては、この一点だけで高評価になりかねない。 ところどころ、愛や家族に関して、人生に刺さるセリフがあったと思う。 全てにおいて間のとり …
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「チーム・バチスタの栄光」の感想
2025/09/28 in Blog
映画「チーム・バチスタの栄光」を観ました。 公開:2008年(日本) 上映時間:118分 まあまあでした。 不定愁訴外来の田口が、バチスタ手術成功率100%だった「チーム・バチスタ」で起きた術中死の謎を、厚生労働省の役人の白鳥と共に調査する話。 90分以内に終わる内容。 120分弱はやや長いと感じました。 原作からの改変要素が、あるのかどうかと、その影響が気になる。 野球パートが蛇足に感じました。原作にあるのだろうか? 映画版は主人公・田口公平が女性・田口公子されているらしい。 きっと原作のほう …
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「禁じられた遊び」の感想
2025/09/27 in Blog
「禁じられた遊び」を観ました。 公開:1952年(フランス) 上映時間:87分 原作:フランソワ・ボワイエの小説"Les Jeux inconnus"(フランス) おもしろかったです。 名作だと思います。 1940年。ドイツ軍の戦闘機の機銃掃射により両親と愛犬を失った5歳の女児ポーレットが、農家の少年ミシェルと出会う。 ポーレットは死や埋葬についてよくわかっておらず、祈りのやり方すら知らなかった。 愛犬の埋葬時に、ひとりぼっちで可哀想だからもっとお墓を作ってあげたいというポー …