Blog

記事一覧 2026
  • 「晩春」の感想

    2026/01/21 in Blog

    「晩春」を観ました。 公開:1949年(日本) 上映時間:108分 監督:小津安二郎 原作:広津和郎『父と娘』 おもしろかったです。 大学教授の父周吉は娘紀子を結婚させたいが、娘は父とずっと暮らしたい。 父が再婚予定を告げ、娘は仕方なく結婚する。 だが、それは父の嘘だった。 原節子が紀子を演じる「紀子三部作」の一作目。 1949年「晩春」←コレ 1951年「麦秋」 1953年「東京物語」 良い点。 特有のカメラワークは健在。 能の舞台のシーンが思いのほか長かった。 学があれば、何かしら意味がある …

    続きを読む

  • 「東京物語」の感想

    2026/01/19 in Blog

    「東京物語」を観ました。 公開:1953年(日本) 上映時間:136分 監督:小津安二郎 おもしろかったです。 広島・尾道から上京した老夫婦が、東京の息子・娘たちと交流する話。 親の思う通りに子供が成長しなかったり、 老いた親が子に疎まれたり。 初めて小津安二郎監督作品を見ました。 良い点。 ままならない人生や家族関係を、まざまざと描いている。 娯楽映画ではなく、切り取った人生そのものに近い。 だから、人によっては退屈だろう。 核家族化していく日本を描いている。 カメラワークが独特。 神経質なほ …

    続きを読む

  • アニメ「平家物語」の感想

    2026/01/18 in Blog

    アニメ「平家物語」を観ました。 放送:2022年 話数:全11話 監督:山田尚子 原作:古川日出男訳『平家物語』 おもしろかったです。 琵琶法師の少女「びわ」の視点で描かれる平家物語。 平家物語をもっとよく知っていたら、より楽しめたのかもしれない。 NHK高校講座の古典探究とかで見たところは部分的に知っている。 良い点。 繊細な心理描写。 気になった点。 家系図や地図を出して説明して欲しかった。 セリフだけの説明ではわかりにくい部分があった。 重盛の息子たちの名前もあやふやだった。 びわの声が、 …

    続きを読む

  • 「きみの色」の感想

    2026/01/16 in Blog

    「きみの色」を観ました。 公開:2024年(日本) 上映時間:100分 監督:山田尚子 脚本:吉田玲子 うーん、まあまあ。 きれいな作画とかを除くと、かなりイマイチ寄り。 キリスト教系の女子校で寮ぐらしの日暮トツ子は、人の「色」が見える。 そんなトツ子は、同級生の作永きみのことがきになっていた。 ある日、きみが学校をやめたことを知る。 古書店で働くきみと、男子高校生の影平ルイと、バンドを結成することになる。 「きみの色」というなタイトルでありながら、別に主人公ときみちゃんとの話で決着するわけでも …

    続きを読む

  • 「白鯨」の感想

    2026/01/15 in Blog

    映画「白鯨」を観ました。 原題:Moby Dick 公開:1956年(アメリカ) 上映時間:116分 原作:ハーマン・メルヴィルの同名小説(1851年アメリカ) まあまあおもしろかったです。 ただ、上映時間が長いです。 1841年アメリカ。 冒険を求めるイシュメールが、捕鯨船ピークォッド号に乗り込み、白鯨Moby Dickを追う。 宿で意気投合した巨漢の銛打ちクイークェグや、白鯨への復讐を誓う片足義足のエイハブ船長などと共に。 原作は、メルヴィルの実体験を元に創作された話。 良い点。 白鯨に挑む …

    続きを読む

  • 「第三の男」の感想

    2026/01/14 in Blog

    「第三の男」を観ました。 原題: The Third Man 公開:1949年(イギリス) 上映時間:105分 うーん、まあまあでした。 かなりわかりづらかったです。 第二次世界大戦後、米英仏ソによる四分割統治されたオーストラリアの首都ウィーン。 アメリカの三文西部劇作家ホリー・マーチンスが、親友のハリーから仕事を紹介してもらうために訪問するものの、ハリーが交通事故で死亡したと知る。 ハリーを密売人として追うキャロウェイ少佐や、ハリーの元恋人アンナらと出会う。 事件の関係者に聞き込み調査をする …

    続きを読む

  • 「戦艦ポチョムキン」の感想

    2026/01/13 in Blog

    「戦艦ポチョムキン」を観ました。 公開:1925年(ソビエト連邦) 上映時間:75分 階段のシーンはすごかったです。 1905年に起きた戦艦ポチョムキンの反乱を描く作品。 モノクロ・サイレント映画。 「オデッサの階段」のシーンは有名らしい。(オデーサ) 階段は実在する。 描かれた虐殺は史実ではないらしい。 良い点。 階段のシーン。 気になった点。 テンポが悪い。 良く言えば、展開がゆったりしている。 昔の作品にありがち。 音楽で盛り上げて、盛り上げて、さらに盛り上げて、まだ盛り上げる…という感 …

    続きを読む

  • 映画「余命10年」の感想

    2026/01/12 in Blog

    映画「余命10年」を観ました。 公開:2022年(日本) 上映時間:124分 原作:小坂流加の同名小説(2007年) おもしろかったです。 難病を患っていた著者による、 余命10年の20代女性が精一杯生きる様を描いた物語。 実話ベース。 原作から色々と変更されている点がある。 良い点。 登場人物のセリフに重みを感じる。 著者の事情を知っていた影響もあるかもしれない。 茉莉(小松菜奈)の儚さが出せていた。 気になった点。 同窓会など居酒屋でビール飲んでいる点。 飲酒はカラダに悪いのでは?と思ってし …

    続きを読む

  • 「鉄道員(ぽっぽや)」の感想

    2026/01/11 in Blog

    「鉄道員(ぽっぽや)」を観ました。 公開:1999年(日本) 上映時間:112分 原作:浅田次郎の短編小説 おもしろかったです。 鉄道一筋で定年間近な廃線寸前の駅長佐藤乙松の生き様と半生を振り返る幻想作品。 幼い娘や妻の死、同僚との思い出などを交え、謎の少女たちとの交流を描く。 「ブラック・レイン」で高倉健が出演していたので、その影響で視聴しました。 志村けんが出演していたのが、意外だった。 こんな昔の映画なのか。 時間の流れが速すぎる。 良い点。 雪景色の中を走行する鉄道風景が美しい。 ストー …

    続きを読む

  • 「かぐや姫の物語」の感想

    2026/01/10 in Blog

    「かぐや姫の物語」を観ました。 公開:2013年(日本) 上映時間:137分 監督:高畑勲 すごくおもしろかったです。 そもそも原作が素晴らしいよね。 高畑勲版の竹取物語。 捨丸というオリジナルキャラクターがいる。 nasneでニコ動の実況付きで観たので、よりおもしろく感じた。 絵のうまさに影響を受けずに、笑うべきところが分かってよかった。 とても練られて作られている映画なので、観る側に面白がる姿勢があると、より面白くなる映画だと思う。 良い点。 コスト度外視の芸術的でダイナミックな作画。 人に …

    続きを読む