記事一覧 2024
  • 「バトル・ロワイアル」の感想

    2024/06/10 in Blog

    映画「バトル・ロワイアル」を観ました。 監督:深作欣二 公開:2000年 原作:高見広春の同名小説『バトル・ロワイアル』 バトル・ロワイアル|Amazon かなりおもしろかったです。 抽選で選ばれた中学生のクラス全員が国家の命令により殺し合いをする話。 こういう内容のものは好きではないけれど、本作はずっと名前を知ってはいるが見たことがないので視聴した。 序盤の導入部がテキパキ話が進んでよかったと思う。 スポンサーリンク

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  • 「わたしたちの怪獣」の感想

    2024/06/10 in Blog

    「わたしたちの怪獣」を読みました。 作者:久永実木彦 発行:2023年 受賞:2024年 第55回星雲賞 日本短編部門(小説) まあまあおもしろかったです。 安定した品質の作品を生み出しているという印象。 描写はしっかりとして長め。 女子高生が車を運転するシーンが「わたしたちの怪獣」と「夜の安らぎ」で合計2️回あったので、そういうシーンが好きな人かもしれない。 終末ものの作品名がよく登場して、物語もそういう展開になりがちだったので、そういうのが好きな人かもしれない。 収録作品 わたしたちの怪獣 …

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  • 「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の感想

    2024/06/09 in Blog

    映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」を観ました。 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM|Amazon おもしろかったです。 本編をほとんど覚えていないけど、楽しめた方かなと思います。 具体的には、ザフトとかオーブとか国や地域や組織名がどういう立ち位置なのかが分からなかったかな。 主人公はうじうじして、シンは情けなく、アスランは強い。 そういえばそういう作品だった気もする。 期待されているものを、期待されたとおりに提供できている作品という印象。 スポンサーリンク

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  • 「猟奇的な彼女」の感想

    2024/06/07 in Blog

    映画「猟奇的な彼女」を観ました。 公開:2001年(韓国) 時間:122分 猟奇的な彼女 (字幕版)|Amazon おもしろかったです。 パソコン通信で連載されたネット小説が原作らしい。 私は強気なヒロインが好きなのかもしれない。 やや長めの上映時間だと感じた。 最初の方で「結局おばさんの用事がお見合いの紹介で、その相手がヒロインなんでしょ」という予想はしていたけれど、途中で色々なことがあり過ぎて忘れてしまっていた。 たとえば脱走兵が夜の遊園地にいるとか、(いい意味で)すごく意味わからん。 あ …

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  • 「ここはすべての夜明けまえ」の感想

    2024/06/06 in Blog

    「ここはすべての夜明けまえ」を読みました。 作者:間宮改衣 発行:2024年 受賞:第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞 まあまあでした。 老いない機械の身体を手に入れた女性が、家族史を語る物語。 前半はほとんどがひらがなで「アルジャーノンに花束を」を彷彿とさせる。 後半の機械の女性と生身の男性との恋愛や性交渉が出来ないなどの話はCLAMPの漫画「ちょびっツ」(2000年〜2002年)を連想させる。 けれど、作者は1992年大分出身ということで「ちょびっツ」世代ではないだろう、おそらく。 現代の …

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  • 「地雷グリコ」の感想

    2024/05/27 in Blog

    「地雷グリコ」を読みました。 作者:青崎有吾 発行:2023年 地雷グリコ|Amazon すごくおもしろかったです。 カイジや嘘喰いみたいな騙し合いものを、青春学園ものの枠組みにした作品。 そしてほんのちょっとだけ百合っぽさもある。 非常に軽快な文体で、とてもよみやすい。 ライトノベル的でもある。かつてはライトノベルの賞にも応募していたらしい。 連作短編という形式も、読みやすさに寄与している。 主人公たちがさまざまなゲームに挑んでいくが、どれもおもしろかった。 適宜わかりやすい図表が挿入されてい …

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  • 「光ファイバケーブルのひみつ」の感想

    2024/05/22 in Blog

    学研まんがでよくわかるシリーズ206「光ファイバケーブルのひみつ」を読みました。 すごくおもしろかったです。 光ファイバについて百ページ以上も使って説明してくれるマンガ。 欄外に「まめちしき」がたくさんある。 このマンガシリーズの存在を知らなかったので、 はてなブックマークで知れてよかった。 このシリーズのほかの本も読んでみたい。 こちらのほうが大きな画面で見えるのでオススメ。 大人気!まんがでよくわかるシリーズ|学研マナビスタライブラリー はてなブックマークではこちらにリンクが貼られていた。 …

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  • 「ペンギン・ハイウェイ」の感想

    2024/05/19 in Blog

    「ペンギン・ハイウェイ」を読みました。 作者:森見登美彦 発行:2010年 受賞:第31回日本SF大賞 ペンギン・ハイウェイ|Amazon うーん、まあまあ。 小学四年生のアオヤマくんとペンギンを出せるお姉さんの交流を描く幻想小説。 2018年にアニメ映画も制作されている。 個人的に、地理的な部分がよく分からなかった。 物語に出てくる草原とか森とか大学とか小学校とかカフェとかが、どういう位置関係なのかイメージできなかった。 映画版を見ればわかるかもしれない。 作中に「おっぱい」という単語がほんと …

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  • 「ALWAYS 三丁目の夕日」の感想

    2024/05/07 in Blog

    映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を観ました。 ALWAYS 三丁目の夕日|Amazon まあ、おもしろかったです。 ただし、すごく長い。 途中で少々飽きてしまった。 いい話が集まった映画だとは思うけれど。 最後の方、感動のシーンのために手紙が利用されていた。 母から送られてきた手紙、置き手紙など。 何度も利用されるので、ちょっと手紙に頼りすぎてるなと感じてしまった。 一番の驚きは、原作漫画の「三丁目の夕日」がまだ連載中だということ。 1974年からビッグコミックオリジナルで連載し、既刊は70巻 …

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  • 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の感想

    2024/05/05 in Blog

    映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観ました。 監督:古賀豪 公開:2023年 時間:104分 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎|Amazon すごくおもしろかったです。 事前にこの作品の評判を知らずに観たけれど、かなり評価が高いんじゃないかな、きっと。 部分的に横溝正史作品のパスティーシュを感じる。 「犬神家の一族」的な要素としては、戦後日本の製薬企業の跡目争い・湖のボート・不自然に村にある湖が見える洋風テラスなど。 「八つ墓村」的な要素としては、村の地下に鍾乳洞の洞窟がある点など。 これらの作品を観ておい …

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