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「光ファイバケーブルのひみつ」の感想
2024/05/22 in Blog
学研まんがでよくわかるシリーズ206「光ファイバケーブルのひみつ」を読みました。 すごくおもしろかったです。 光ファイバについて百ページ以上も使って説明してくれるマンガ。 欄外に「まめちしき」がたくさんある。 このマンガシリーズの存在を知らなかったので、 はてなブックマークで知れてよかった。 このシリーズのほかの本も読んでみたい。 こちらのほうが大きな画面で見えるのでオススメ。 大人気!まんがでよくわかるシリーズ|学研マナビスタライブラリー はてなブックマークではこちらにリンクが貼られていた。 …
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「ペンギン・ハイウェイ」の感想
2024/05/19 in Blog
「ペンギン・ハイウェイ」を読みました。 作者:森見登美彦 発行:2010年 受賞:第31回日本SF大賞 ペンギン・ハイウェイ|Amazon うーん、まあまあ。 小学四年生のアオヤマくんとペンギンを出せるお姉さんの交流を描く幻想小説。 2018年にアニメ映画も制作されている。 個人的に、地理的な部分がよく分からなかった。 物語に出てくる草原とか森とか大学とか小学校とかカフェとかが、どういう位置関係なのかイメージできなかった。 映画版を見ればわかるかもしれない。 作中に「おっぱい」という単語がほんと …
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「ALWAYS 三丁目の夕日」の感想
2024/05/07 in Blog
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を観ました。 ALWAYS 三丁目の夕日|Amazon まあ、おもしろかったです。 ただし、すごく長い。 途中で少々飽きてしまった。 いい話が集まった映画だとは思うけれど。 最後の方、感動のシーンのために手紙が利用されていた。 母から送られてきた手紙、置き手紙など。 何度も利用されるので、ちょっと手紙に頼りすぎてるなと感じてしまった。 一番の驚きは、原作漫画の「三丁目の夕日」がまだ連載中だということ。 1974年からビッグコミックオリジナルで連載し、既刊は70巻 …
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「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の感想
2024/05/05 in Blog
映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」を観ました。 監督:古賀豪 公開:2023年 時間:104分 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎|Amazon すごくおもしろかったです。 事前にこの作品の評判を知らずに観たけれど、かなり評価が高いんじゃないかな、きっと。 部分的に横溝正史作品のパスティーシュを感じる。 「犬神家の一族」的な要素としては、戦後日本の製薬企業の跡目争い・湖のボート・不自然に村にある湖が見える洋風テラスなど。 「八つ墓村」的な要素としては、村の地下に鍾乳洞の洞窟がある点など。 これらの作品を観ておい …
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「ゴジラ-1.0」の感想
2024/05/04 in Blog
「ゴジラ-1.0」を観ました。 監督:山崎貴 公開:2023年 時間:125分 受賞:第96回アカデミー賞視覚効果賞(邦画・アジア映画史上初) ゴジラ-1.0|Amazon おもしろかったです。 とくにゴジラが暴れる時の映像表現が凄かった。 ただし、主人公については好きになれなかったかな。 ストーリーの問題なのか、演技の問題なのか、その両方なのか。 ということで、アカデミー賞の視覚効果賞というのは納得だなと感じた。 ゴジラに戦闘機で突撃する前に引けと言われたレバーこそが緊急脱出用のレバーなんだろ …
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「白亜紀往事」の感想
2024/05/03 in Blog
「白亜紀往事」を読みました。 作者:劉慈欣 発行:2023年 白亜紀往事|Amazon まあまあでした。 以前「老神介護」でも読んだことがあるやつの長いバージョン。 前半のところが付け足されている版なのかな。 関連リンク 「老神介護」の感想 スポンサーリンク
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Docsyのバージョンを0.10.0へアップグレードしてみました
2024/05/02 in Blog
このWebサイトで使用しているHugoのテーマであるDocsyをアップデートしました。 パッと見て変わったのはalertの色合い。 Dark modeがサポートされた影響だろう。 Alert 現状こんなふうになっている。 以前は背景色の塗りつぶしはなかった。 関連するBlog記事は以下の通り。 Docsy 0.10.0 release report | docsy.dev やったこと Moduleのアップデート hugo mod get -u 以下のように指定してもいいかもしれない。 hugo …
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「すべてがFになる」の感想
2024/04/27 in Blog
「すべてがFになる」を読みました。 作者:森博嗣 発行:1996年 すべてがFになる THE PERFECT INSIDER|Amazon まあ、おもしろかったです。 ただし、すごく長い。 今回読んだのは二段組で厚みのある文庫本だ。 とくに、最初に大きなイベントが発生してから次にイベントが発生するまでの文章量がすごく多い。 「タイムパフォーマンス」が重視される現代から見ると、ものすごくゆったりとしている気がする。 「すべてがFになる」とはどういうことなのかを事前にうっすら知っていた状態で読んだ。 …
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「君のクイズ」の感想
2024/04/18 in Blog
「君のクイズ」を読みました。 作者:小川哲 発行:2022年 君のクイズ |Amazon おもしろかったです。 ただし、最後にクイズではなく、お金や名誉がどうのこうのという展開が出てた点はとてもがっかりしました。 ずっとクイズの話にフォーカスしていてほしかった。 しかし、主人公との対比として、しょうがないのかもと思った。 クイズでこんな物語を作れるのが、すごいなー。 作者の知識が豊富そうだとも思った。 クイズプレイヤーの魅力も描けていた。 クイズ界隈の内側と外側とのギャップも描けていた。 ランキ …
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「ラウリ・クースクを探して」の感想
2024/04/12 in Blog
「ラウリ・クースクを探して」を読みました。 作者:宮内悠介 発行:2023年 ラウリ・クースクを探して|Amazon うーん、まあまあ。 序盤・中盤はエストニアとコンピュータ要素がある「車輪の下で」(ヘルマン・ヘッセ著)という雰囲気。 第二章の最後から、旧友との再会で幕を閉じる。 全体的にあっさりとした文体。 物語の中に、小川哲の「ゲームの王国」ほどの激動のイベントは無かった。 年上の作者の物語には、ソ連を扱う作品が多いと感じる。 ソ連崩壊(1991年頃)が記憶に強く残っている世代だからかもしれ …