「マルホランド・ドライブ」の感想
「マルホランド・ドライブ」を観ました。
公開:2001年(アメリカ)
上映時間:145分
監督:デイヴィッド・リンチ
よくわからなかったです!
女優志望のベティは、叔母で有名女優ルースの家で、記憶喪失の女性リタと出会う。
ベティはリタの記憶を取り戻すために協力する。
デヴィッドリンチ監督作品をはじめて視聴した。
見る前は、Amazonにあった「夢の街で繰り広げられるラブストーリー」という説明で、ふつうのラブストーリーだと思っていた。
しかし、見てみたら、「パーフェクトブルー」だった。
ちなみに、今敏監督の「パーフェクトブルー」のほうが先行作品。
良い点。
映像表現にこだわりや癖を感じる。
たとえば、主観視点が多いと思った。
すごくわかりにくい映画。
一般的に、わかりやすさこそ正義という考えが主流だと思う。
そんな世界でも、こういう映画があってもいいんだと、思えた。
眠くならなかった。
映像のこだわりと癖とわかりにくさが、全て相まった結果だと思う。
気になった点。
すごくわかりにくい。
視点主やシーンの切り替えが多すぎる。
(論理や意図のもとに制作されているとは感じる)
暗いシーンが多く、何が映っているのかわからなない。
たとえば、暗い劇場でブルーボックスと取り出すシーンとか。
あえてブルーボックスをモチーフとして使うのは、「パーフェクトブルー」の影響だと思った。
箱の色として青色をわざわざ使うのは、それ以外の理由を思いつかない。