「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」の感想

「300 〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜」を観ました。
公開:2014年(アメリカ)
上映時間:102分
原作:フランク・ミラーのグラフィックノベル『Xerxes』

うーん、いまいちでした。

紀元前480年。前作と同じ時間軸。
アテナイのテミストクレス将軍とペルシャ海軍指揮官アルテミシアの対立を軸に、
エーゲ海でのサラミスの海戦でのギリシア連合軍の勝利までを描く。

良い点。

紀元前でのギリシアの海戦の様子をなんとなく知れる。
三段櫂船さんだんかいせんやガレー船が出てくる。

流血表現が強化されている気がした。
カメラのレンズに血液が飛び散っている表現があり、表現として凝っているとは思ったので良い点とした。
好き嫌いは別れると思う。
私はべつに好きじゃない。

気になった点。

腹筋の不足。
前作と違い、そもそもスパルタ軍がメインではない。
また、「海戦」と「敵の海軍司令官アルテミシア」の要素が追加となり、作中の腹筋比率が減っている。
作品の出来のイマイチさを、腹筋でカバー出来なかった。

スローモーションの多用。

スパルタの王妃が参戦している点。