「キル・ビル Vol.1」の感想

「キル・ビル Vol.1」を観ました。
公開:2003年(アメリカ)
上映時間:113分
監督:クエンティン・タランティーノ

おもしろかったです。

暗殺業から足をあらおうとした女性主人公が、結婚式のリハーサル中に婚約者たちを惨殺される。
4年間の昏睡から目覚めた彼女が復讐をしてゆく話。

よい点。

外国人の考えるタガの外れた日本観が、日本人としてみていておもしろかった。
例えば、日本刀を携帯しながら飛行機に乗ってるのが、個人的にはツボだった。

様々なところにこだわりを感じた。
音楽、構図、衣装、証明、小道具などなど。

さまざまな過去の映像作品に対するオマージュがあるのだろう。
そのオマージュのひとつひとつを、すべてわかるわけではない。
けれど、監督の映画愛やドラマ愛などを感じた。

気になった点。

日本語を話すシーンが度々あるけれど、聞き取りづらかった。
発音以前に、自信がないのか声が小さかった。
発音はめちゃくちゃでもいいから、ハッキリと喋ってほしかった。

多人数戦よりも、タイマンの方が好きだった。
ただ、魅せ方は工夫されており、そこまで退屈ではなかった。