「ヘル・レイザー」の感想
「ヘル・レイザー」を観ました。
原題:Hellraiser
公開:1987年(イギリス)
上映時間:94分
監督:クライヴ・バーカー
原作:クライヴ・バーカーの小説『ヘルバウンド・ハート』
原作者が監督。
全然期待していなかったせいか、意外とおもしろかったです。
フランク・コットンが手に入れたルマルシャンの箱は、組み替えることで性的官能を体験できるが、肉体を失う。というか、快楽=苦痛。
フランクの弟ラリーが新妻ジュリアと共にフランクの家へ転居してくる。娘のカースティとは別居。
フランクとかつて関係があったジュリアは、フランクの肉体を蘇らせるために、街の男たちの血肉を捧げるのだった。
Amazonの無料公開の期限が迫っていたので、今回視聴しました。
話がわかりやすく、上映時間が短いので、意外と楽しめた。
びっくりさせる「ジャンプスケア」がいくつかあるので、その点は評価できなかった。
クリーチャーたちの造形は、今現在見ると古さを感じる。
これは仕方がない。
怖すぎないので、ちょうどいいかもしれない。
いろいろな作品に影響を与えているらしい。
ハンターハンターに影響を与えているようだ。
- 魔道士(セノバイト)のピンヘッドが、ハンターハンターのイルミ。
- ピンヘッドが空中から鎖を飛ばし対象を拘束する技が、クラピカの念能力。
鎖ことは事前に知らなかったので、鎖の飛び方を見て「クラピカの念能力じゃん」って驚けた。
ルマルシャンの箱は、遊戯王の千年パズルっぽい。
フランクおじさんが皮膚を手に入れる直前の赤い状態が、スターウォーズのダース・モールっぽくみえた。
人間の血・闇・地獄を連想させる造形を突き詰めると、赤や黒を基調としたああいう見た目になるんだろうと思う。
続編がめっちゃいっぱいあるらしい。