「ラッシュアワー」の感想

「ラッシュアワー」を観ました。
公開:1998年(アメリカ)
上映時間:97分
出演者:ジャッキー・チェン、クリス・タッカー

まあまあでした。

香港警察のリー警部とロス市警のカーターが、中国総領事の娘の誘拐事件を追う話。

なぜか、爽快感が足りなかった。
二人の主人公たちが、相棒になるまでがやや時間がかかるからなのか。
息ぴったり、みたいな描写が足りなかったからなのか。
クリス・タッカーの役のしゃべくりが好きになれなかったからなのか。

ところどころ気になるところもあった。
たとえば、人質がいそうな敵陣に勝手に突入することに、違和感があった。
銃撃戦が始まってるのに、美術品の壺が割れないように気にして闘うのも、コミカルさを優先しすぎて呆れてしまう。
そういう、細かい違和感のある描写の積み重ねの結果、納得感や爽快感が喪失したのだと思う。
上映時間は長くないはずなのに、退屈な時間が多いと感じた。

ジャッキーのアクションは、頑張っていた。
危険性が高いなとも思った。