「禁じられた遊び」の感想
「禁じられた遊び」を観ました。
公開:1952年(フランス)
上映時間:87分
原作:フランソワ・ボワイエの小説"Les Jeux inconnus"(フランス)
おもしろかったです。
名作だと思います。
1940年。ドイツ軍の戦闘機の機銃掃射により両親と愛犬を失った5歳の女児ポーレットが、農家の少年ミシェルと出会う。
ポーレットは死や埋葬についてよくわかっておらず、祈りのやり方すら知らなかった。
愛犬の埋葬時に、ひとりぼっちで可哀想だからもっとお墓を作ってあげたいというポーレット。
ミシェルは彼女の願いを叶えて上げようと、霊柩車や墓から十字架を盗み出す。
教会内の十字架の盗みが失敗し、家族に十字架の盗難を気づかれるものの、口を割らない二人。
警察が来てポーレットを連れて行こうとするので、十字架の在り処を白状するものの、父は約束を破り署名してしまう。
怒ったミシェルは十字架を川に捨てていると、ポーレットを連行する警察車両の排気音を聞く。
十字架は捨てるものの、くくりつけていた彼女の壊れた首飾りだけはフクロウ(村長)の住処に百年間預けるのだった。
駅に連れて行かれたポーレットは、動かずに待っているように言いつけられるが、ミシェルの名前を叫びながら雑踏に消えていった。
という話。
こどもたちの演技が素晴らしかった。
ミシェル役の子が良かった。
めっちゃいいやつやん。
「愛のロマンス」のギター演奏も印象的だった。
この映画より前に映画で使われてはいたらしい。
同名の日本の映画が公開されており、検索性が著しく低下してしまっている。