「黄金」の感想

「黄金」を見ました。
公開:1948年(アメリカ)
上映時間:126分

おもしろかったです。
いい映画だと思いました。

メキシコで食い詰めたアメリカ人の男たちが、黄金を求めて旅に出て、欲に目がくらみおかしくなったり、山賊と戦ったりして、結局黄金を得られない話。

メキシコの言葉(スペイン語?)がずっと続いて字幕がないシーンが結構あった。
例えば、最終盤ゴールド・ハットがロバを売却しようとしていたシーン。
当時は許容されていたのだろうなと感じました。

黄金と間違えて黄鉄鉱を見つけて喜ぶシーンを「瑠璃の宝石」以外で始めて見ました。

オチについて。
集めた黄金が暴風で山に帰ってしまうのは、ほんとかなと疑問だった。
ChatGPTで調べると、粒の大きさにもよるけれど、風速10m/s以上だと飛んでいってしまうらしい。

スティーブン・キングの映画ベスト10なので、視聴しました。
欲に目がくらんでなにかしら事をなした男が何も得られずに終わる話、キング好きすぎ説。
こういう物語を見ると、今まで主観・主役がそういう風に欲に目がくらむ物語をあまり見てこなかったなと思う。

ハワード役のウォルター・ヒューストンが父。
監督のジョン・ヒューストンが息子。