「未知との遭遇」の感想

「未知との遭遇」を観ました。
原題:Close Encounters of the Third Kind
公開:1977年(アメリカ)
上映時間:137分(ファイナル・カット版)
監督:スティーヴン・スピルバーグ

物語自体はおもしろくはなかったけれど、
映像表現は工夫されているように感じました。
のちの「E.T.」に活かされている。

アメリカなどにUFOが到来して、ロイはUFOに夢中になり家庭崩壊、ジリアンは幼児バリーを攫われ、幻覚に導かれた者たちがデビルズタワーへと向かい、地球外生命体との邂逅を果たす話。

序盤〜終盤近くまでずっと「UFOがくるぞ」と「UFOの影響でおかしくなった人とその家庭」を描くだけなので、すごく眠かった。
本作と比べると「E.T.」のわかりやすさやキャッチーさが際立つ。

ロイは発電所で働く技師らしい。なんとなく見てたからわからなかった。
スピルバーグの父が電気技師であることと、多少関係がありそう。

地球外生命体が登場するのが、予想外だった。
地球の大気組成に適応できるのかよ、と思った。
個人的には、外に出てこなくても良かった。
でも、映画料金払って「何もなし」で終わると批判がありそう。
だから登場させたんんだろうなと思いました。

原題のClose Encounters of the Third Kindは「第三種接近遭遇」の意。
「イリヤの空、UFOの夏」で学んだから、知っていた。
いろんなことを、あのラノベから学んでいる。
「人間が空飛ぶ円盤に接近する体験のうち、搭乗員とのコンタクトにまで至るもの」を指す用語らしい。
へー。じゃあ英語圏だと、コンタクト有りなのはタイトルの段階で分かるんですね。

監督の作品の順番は以下の通り。

  • 1975年『ジョーズ』
  • 1977年『未知との遭遇』
  • 1982年『E.T.』