「ゴッドファーザー PART II」の感想

「ゴッドファーザー PART II」を観ました。
公開:1974年(アメリカ)
上映時間:200分
監督:フランシス・フォード・コッポラ

まあまあおもしろかったです。

1958年ごろ。マイケルが組織の仕事をこなすにつれてファミリーを喪失する。
1901年から1925年ごろ。父ヴィトーが組織とファミリーを拡大させる。
それら二つの物語を交錯させつつ対比させる。
三部作「ゴッドファーザー・シリーズ」の第二弾。

前作のヴィトー役のマーロン・ブランドがいないので、すごく寂しい。
今作の若きヴィトー役はロバート・デ・ニーロだったらしい。わからなかった。

キューバのハバナの会見のシーンに、純金の電話機が登場した。
しかし、純金の比重は他の金属に比べてとても大きいはず。
実際、金は鉛の1.7倍くらい比重が大きい。
金(Au):19.3 g/cm³
鉛(Pb):11.34 g/cm³
だから、重さを確認する演技は確かにあったものの、座りながら軽々と隣の人に電話機を受け渡している姿には観ていて違和感があった。
本当はもっともーっと重くて、受け渡しに苦労するはず。
あの電話機の小道具をもっと重く作るか、もしくは登場させる必要がなかったかもしれない。
そもそも、あの電話機はのちのちの展開に効いていたのかしら。