「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」の感想
「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」を観ました。
公開:劇場上映版1990年、再編集版2020年(アメリカ)
上映時間:158分 (再編集版)
監督:フランシス・フォード・コッポラ
序盤はうーんという感じでしたが、終盤はまあまあおもしろかったです。
劇場上映版の評価は当時悪かったらしい。
1979年。合法なビジネスへの転換を図るマフィアのドンのマイケル・コルレオーネが長兄ソニーの私生児ヴィンセントにビジネスを引き継いだり、長男アンソニーがオペラ歌手としてデビューしたり、長女メアリーが従兄弟のヴィンセントに恋してマイケルへの銃撃に斃れたりする話。
序盤はマイケルは老いて糖尿病だし、ヴィンセントは勝手に暴れるし、共感や感情移入がしづらく、話も盛り上がらなかったと思う。
後半、ヴィンセントが粗暴なキャラから有能な統率者キャラへと、結構急に、変わったという印象がある。
メアリーが美人で普通に女優だと思っていたら、監督の娘でびっくり。
終盤のオペラ劇場にて、陰でよく見えない状況で脇役の殺人の展開が進行した。
なので、誰が誰に殺されてるのかが、観ていてすごく分かりづらかった。
映画でイタリア系の主人公だと、カトリックとの関係性が描写される。
本作もそうだし、ロッキーでもそう。
本作では、リトルイタリーの祭りとか、オペラの内容とかのシーンがそう。
復活祭みたいな具体的な名前は映画の字幕には登場しなかった。
きっと説明するまでもなく、観たらわかるだろうということなのだろう。
わたしには知識が無いからよくわからない。
神輿を担いでいる人の覆面はなんだろうなーとか。カピロテ(Capirote)かしら?
カピロテというのもネットで調べていたらなんとなく出てきた。
外国の映画を観ると、外国の宗教について知っておく必要性を感じる。