「星の王子ニューヨークへ行く」の感想
「星の王子ニューヨークへ行く」を観ました。
原題:Coming to America
公開:1988年
上映時間:117分
おもしろかったです。
アフリカの(架空の)ザムンダ王国の王子アキームが、何ひとつ自分の自由をさせてもらえず花嫁すらも勝手に決められる状況から脱するために、ニューヨークのクイーンズへと花嫁探しの旅に出る話。
以前に視聴したことがあるが、きっとその時は吹き替えだったと思います。
セリフのつなぎ方とか物語の展開にダメ出しする隙が意外とない完成度でした。
劇中で「Black Awareness Week」というイベントが登場しますが、実際そんなイベントはないらしい。
最後の地下鉄でアキームのプロポーズのシーンについて。
あのシーンは、あの場でリサがプロポーズを素直に受け入れる展開にしたほうが良いと感じました。
なぜなら、そのほうがリサの意思で結婚を受け入れたことが明確になると思うからです。
それに、落書きで荒んだ列車の中で庶民たちに囃し立てられながら、王子のプロポーズが成就するほうが感動的で、しかもギャップがあってテーマ的にもいいと思いました。