「プラトーン」の感想
「プラトーン」を観ました。
原題:Platoon
公開:1986年
上映時間:120分
受賞:第59回アカデミー賞(作品賞、監督賞、編集賞、録音賞)他
すさまじい映画でした。
ベトナム戦争を舞台とした映画。
米国の白人大学生のテイラーが、社会的に恵まれない人たちや黒人や少数民族が不当な扱いを受けた結果戦地に赴くことに違和感や憤りを覚え、両親の反対をよそに大学中退し入隊する。そして接近戦をしたり、村を蹂躙したり、味方のバーンズ軍曹とエリアス軍曹との対立を目の当たりして、最終的に非道なバーンズ軍曹を葬る。2回目の戦傷を受けたことによって、規定により後方支援に回ことになる話。
いい映画には問いがあると思います。
この映画にもそれはあったと感じました。
序盤、同じような軍服の白人や黒人がいっぱい登場して、誰が誰だかわかリませんでした。
とくに中尉と主人公とがぱっと見ただけでは、判別できませんでした。
中盤以降は主人公が赤いバンダナを頭に巻くので、それで見分けがつきやすくなりました。
エリアス軍曹の死亡以降にあの赤いバンダナを巻いていたので、単なる判別性向上目的でなく、主人公の心情の変化を表す演出だと感じました。
テイラーを演じたのはチャーリー・シーンらしい。
名前は聞いたことがある。
なにかで見たことがあるかもしれないと思い調べてみたら、映画「メジャーリーグ」の投手の人らしい。